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[orca-users:11829] Re: HDD



私は、磨さんの情報提供にまずは感謝致します。
早速このシリーズのスペックを確認しましたが、同じSAS用HDDを用い、インター
フェースのみSASとSATAとして区分しているようですし、エラーチェック機能も同様
に装備されているようです。シーゲート社はファームウェアの不具合で少々信頼をな
くしているようですが、SAS用インターフェースがPCIexpressしかない現状では私に
とってはマザーを替え、システムを根本的に作り替えるしかありませんので、この
SATAモデルは良い選択肢になると思われます。余分の容量があればLinuxでも外周部
分だけ使う事になるのでしょうか?現状500GBが手に入るようなので検討してみよう
と思います。
なお以前に書き込んでおいたHDD regeneratorはHDDの電磁的なハードウェアとしての
エラーの診断、修復ができるソフトで、有料ですが使えるソフトと思います。UBCDは
データ消去に使用しています。Windowsでは名作PartitionMagic添付のDataKeeperが
OSのアップグレードに伴い不具合となってきたので、後継と思われるBackupPlatinum
を使用し、好調です。さしあたりデータベースのバックアップもこれにより2重バッ
クアップとなっています。

主サーバーでデーター化けを起こしてしまってはバックアップも二重化も水の泡です
し、一昔前のノートパソコンの予算でそこそこのサーバーマシンが組めますから、検
討の価値はあると思います。
なお、現状の二重化は検証が不完全なので、週に一度位は主従のデータベース一致を
行うと良いと思われます。

余談ですが、黎明期にアセンブラ、ポケコン、MSXなどでプログラミングに親しんで
いた私としては、その昔ソリッドステートの筈のPCに機械的なHDDが必要といわれて
にわかに信じられなかった経験があります。現状のSSDの延長となるかどうかはとも
かく、再びPCがその黎明期のように電卓のような高信頼性を取り戻す事を期待しま
す。

アップルならともかく、インテルが相応の開発費をかけて製品化したSSDが立ち消え
になるとはどうにも思えません。CPU同様、テクノロジーを小出しにしながら徐々に
性能向上が図られていくものと予想します。既に、random access速度はHDDの及ぶと
ころではなくなっています。光とか量子コンピューターのようなイノベーションは別
の話になりますが。
            E. Igata	Tsukasanaika Clinic