[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[orca-users:00366] サポート業者のアフターサービスに何を求めるのか



狩野@名古屋市瑞穂区です。

ORCAインストールマシンとメンテナンスの価格のことで議論が沸騰しているよう
ですね。私は、本体の価格が50万だろうが100万だろうが、内容さえ充実し
ているのなら、問題ではないと思います。何せ、月商1000万ぐらいの商売の
中心となる機械なのですから・・・。
メンテナンス費用もリーズナブルなら、それでいいでしょう。

問題は、レセコン業者のアフターサービスとは何かということです。
当院の事務員さんたちが、現在、業者のところに電話して聞いているのは、「ソ
フトや機械の使い方がわからない」ということはほとんどなく、「機械の調子が
良くない」ということもまれです。
ほとんどは、「地方公費と公害医療が両方あるけれどカルテはどうするのか」と
か、「こういう場合にこの点数は取った方が得なのか損なのか」とか、「レセプ
トを総括表といっしょに閉じるときに、これとあれはどちらが前なのか」とか、
医療請求事務そのもののことが大部分なのです。

このMLにも地方の業者として参入して行こうと考えていらっしゃる方もいらっ
しゃると思うのですが、メンテナンスとは、「ハードとシステムがちゃんと動く
ようにしておくこと」なのでしょうか。それとも、医療請求事務の質問から、事
務員募集のお手伝い(このあたりでは、新規開業の時にはたいていレセコン業者
が手伝ってくれるしきたりがあるようです)までしていただけるのでしょうか。

開業して何年も経ってORCAに買い換えるのなら、「ハードとシステムがちゃ
んと動いている」ようにしていただければ、このMLに参加しているアクティブ
な先生方はOKなのでしょう。しかし、新規開業の先生や医療事務やコンピュー
タに詳しくない先生などでも安心できるサポート体制がないと、ORCAが広く
普及してゆかないのではないかと思うのです。
サポート業者の方は、どのようにお考えなのでしょうか。

ORCAは、とりあえずは出来上がっているのです。今は、「どうやって普及さ
せるのか」という段階に入って来つつあるのだと思うのです。

「レセコン業者」という言葉は何を指すのかはっきりしませんが、私の地域でも、
ORCAのサポート業者としてリストされているところを見ると、プログラマー
の集団のようなところばかりです。

具体的どのようなサポートがあるのかが見えてこないと、「DebianLinuxやORCA
をインストールするだけなら、それほど難しいことではない」と思っている医者
でさえ、まだ怖くて乗り換える気には、なかなかなりません。
コストの問題ではありません。
私の周りにも、「こんどレセコンを買い換えるのなら、値段がいくらだろうとO
RCAにしたい」と言っている医者は山のようにいるのです。


 Kano Clinic  ---------------------  Dr. Yoshio Kano
   Home Page: http://www2.starcat.ne.jp/~kanocl/
   Mail: kanocl@xxxxxxxxxxxxxxxx
   Tel: 052-836-1077    Fax: 052-836-2230
 __/ __/ __/ __/ __/ __/ __/ __/ __/ __/ __/ __/ __/