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[orca-users:11341] Re: SSDオルカ



長野県飯田市の丸山です。

On Wed, 24 Jun 2009 13:58:10 +0900, K.Semba wrote:
> せんば@横浜(ワイメネット、一般)です。
> 
> SSDでのデータベース使用については、確かに危険はあると思います。
> なぜなら、本来SSDには書き換えできない、書き込み回数に制限がある
> (書き換えできないのに書き込み回数に制限???)の制約があります。
> 
> 「書き換えできない」はちょっと日本語としては正しくないのですが、要するに
> Re-Writeはできないということです。書き換えの動作はErase+Writeになります。
> 書き込み回数は各メーカの調整で通常使用だと2〜3年などと言われていますが、
> 使用頻度の高いDBではどうでしょうか?まだ誰も体験しとことのない未知のゾー
> ンですから、
> 考えようによってはちょっと怖いかも!
> 連続でErase+Writre処理を続けて、どのくらい持つものか試してみたい欲望に駆
> られます(笑)
> 
> でも、スピードという点では魅力的かもしれません。

そうですね。SSDには書き込み回数の問題があるので私も躊躇しています。

SSDは読み出しに比べ書込みは遅く、書込みは消去して全部書き換えで使っていると
freezeしたように遅くなることもあるようです。
できるだけ書込み場所が平均化するようには、しているようですが、コントローラ
や
OSによっていろいろと動作が違うようです。

あまり書き換えしないDirectryならよいかもしれません。

googleを支える技術(技術評論社)のように、Disk lessサーバや
サーバイメージをNetwork上に置き、HDDがクラッシュしたらすぐ取り替えることの
できるような大規模なcloudシステムのサーバなら良いかもしれませんね。
最近サーバへのSSDの導入が試みられているようです。
SSDコントローラもどんどん改良されているようです。

最近はWindowsではVectorで紹介されているように

SSD革命/Speed Advance Ver.1
http://vafs.vector.co.jp/clicker/C26/E5/D6/A90612401/Ussdsa/

Diskeeper 2009 with HyperFast
http://vafs.vector.co.jp/clicker/C26/E5/D6/A90612402/Udiskeeper/

などいろいろToolがあるようです。
いずれにしろWindows Vista(Windows XPも?)は標準でデフラグをBackGroundで
行っているのでまずこれを切る必要があります。
デフラグなどしたら、書込み回数はすぐ制限を超えてしまうでしょう。
そもそもSSDはデフラグをする必要がないだけでなくやってはいけないのです。
PCWatchなどでも解説されていますがWindows7のSSD対応もグレーです。

以前日経Linuxの記事にありましたがEeePCのLinuxは、書き込み回数制限に関する
配慮がある程度されているようです。
LinuxのファイルシステムやKernelのSSD対応も始まっているようですが、まだまだ
時間がかかると思います。

なおMacBooK AirではSSD書き込み回数制限の対策がされていない?という情報も
あります。

いづれにしろまだSSDおよびその利用は、発展途上の技術で書き込み回数制限という
大きな宿命的な問題があるので私はしばらく様子を見たいと思います。

インターフェースもほとんどがS-ATAでIDEのものは少なく、古いNotePCの場合は
IDE-S-ATA変換がスペースやコネクタが特殊で難しいこともあるようです。

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