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[orca-users:07476] Re: fsck&e2fsck
- To: orca-users@xxxxxxxxxxxxxx
- Subject: [orca-users:07476] Re: fsck&e2fsck
- From: Kenshi Muto <kmuto@xxxxxxxxxx>
- Date: Fri, 04 Feb 2005 10:08:12 +0900
武藤@Debianぷろじぇくとです。
んーと。
At Thu, 3 Feb 2005 23:03:49 +0900,
FUJIE Masao wrote:
> > 他の端末からtelnetで入って、su -> shutdownが効くことがけっこうあり、助かっています。
> > もっとも、telnetdを走らせておくことのセキュリティー上の問題もあるとは思いますが。
>
> これは結構効きます。SSHで入れば問題ないでしょう。ext3にすれば問題
> 回避になると思いますが、ext2をext3に安全に変換する方法(再インストール
> 以外で)はないのでしょうか。
・fsckの自動修復ができず手動でやらないといけない
これが発生するということは、ext3やreiserfsのようなジャーナリングファイ
ルシステムにしてもやはり同じ作業が発生するということになります。本来こ
のように手動操作が発生するのは
- よほどの高負荷状態でクラッシュした
- ファイルシステムあるいはディスクが壊れている/壊れかけている
- fsckのやり方がまずい (動作中システムをro remountせずにfsckしようと
したなど)
になるかと思います。手動時にエラーが発生した状況をエラーメッセージを沿
えて出してみたほうがよいでしょう。一見手動で直したように見えても、たと
えば/etcや/varのファイル(つまり大事なデータベースも)が別のファイルに置
き換わってしまっているということも考えられます。
・コンソール(X)が操作不可能な状態に陥る
普通の(ORCAを使ってない)ユーザーではそんなことは滅多に起きないので、ア
プリケーションの作りの問題?
メモリ不足の可能性も。
XについてはCtrl+Alt+BackSpaceでXに割込みをかけて落としてみるという手が
あります。Ctrl+Alt+F1でコンソールに戻ることができれば、そこからログイ
ンしてkillするという手もあるでしょう。
Sarge以降ではデフォルトのカーネルで用意されていますが、Woodyでもカーネ
ルのSysRq機能を有効にして作り直せば、Ctrl+PrtScreen[SysRq]+sでsync、+b
でrebootになります。syncをしておけばいきなりリセットよりはマシでしょう。
・ext2→ext3にする
ext3はext2にジャーナリング領域を追加したものなので、簡単に変更できます。
tune2fs -j /dev/パーティションデバイス名
パーティションの使用中でもこれは実行可能です。
あとは/etc/fstabで「ext2」となっている箇所を「ext3」にして、再起動すれ
ばよいでしょう。当然ながら、カーネルでext3をサポートしていることが重要
です。2.4系列であれば大丈夫だと思いますが、デフォルトの2.2は確かだめだっ
たような。/proc/filesystemsを見てext3があれば大丈夫でしょう。
なお、ext2に比べるとext3は若干の読み書き性能の低下が発生します。
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武藤 健志@ kmuto @ kmuto.jp
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