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[orca-users:05810] 今月のレセ電算



有賀です。
少し長くなり恐縮ですが、今月のレセ電算の結果をご報告いたします。

注腸造影の算定で、固定点数の誤りにより47点の増点。

レセ電算データの内容と通知を見比べると、
手技料が、
CO,70,1,810000001,大腸
SI,,1,170000310,1,,
SI,,1,170002110,5,,
SI,,1,170000810,5,,
SI,,1,170002010,1,,
SI,,1,170000610,1,,
SI,,1,170012910,1,1382,1
日レセの算定1382点に対し、レセ電の算定は1430点。

フィルム料が、
TO,,1,700080000,12.000,,,6,,
TO,,1,700090000,1.000,,,6,,
TO,,1,700100000,1.000,135,1,6,,
日レセの算定135点に対し、レセ電の算定は134点。

http://www.orca.med.or.jp/receipt/outline/manual/daily/s2-5/2-5-4-10-2.html
<例4>造影剤を使用して胃部の造影剤使用撮影及びスポット撮影をした場合
を参考にして注腸造影のセットを登録してあります。
それによるとスポット撮影の入力は、

同時併施の撮影方法コードを入力します。
170002010
と解説されています。

しかし、170002010は、同時併施312点のコードではなく、
特殊撮影360点のコードです。
日レセでは造影剤使用撮影に続けて170002010入力した場合は、
同時併施と見なして312点に変換してくれるようで、
紙レセプトでは問題ありませんでした。
しかし、レセ電算では別途特殊撮影を行ったように解釈され、
48点の差異が生じるものと思われます。

170002010ではなくて、
170007630 スポット撮影(他方と同時併施)312点
を使えば正しく記録できるものと推測します。
この点に関してはプログラムではなくてマニュアルの修正が必要のように思われまし
た。

上記のように修正してもフィルム料については135点と計算されました。
全14枚一括で計算すると、
96/10×14で四捨五入して134点、
分画ごとに四捨五入して合算すれば、
96/10×12+96/10×1+96/10×1で、135点
この辺で差異が生じているのでしょうか?
検討をお願いします。>伊藤@NaCl様

以上のほかには問題なく、まずまずでした。

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有賀長規
高崎市東町80-7   医療法人社団 有賀クリニック