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[orca-users:05150] Re: 道州制の思案について



板東先生、今晩は。
いつも、ご支援ありがとうございます。
特に今回のは、戦後の乏しき時代から今日に至るまで医療界
の先達が努めてこらられた気迫を感じております。

> 国保は、全国共通の給付対象名で、給付率も共通であるべきと考えています。
これは 地方分権とは厳格に区別すべき、施策であらねばなりません。
> 
>  国民の健康は、国の存亡が掛かっているのです。それ故に、医療制度の良し
悪しも、原則的に平準化されていなければならないと思っております。l
>  
> 世界に誇る、日本の医療制度をこれ以上、分断細分する必要は有りません。如
何にし
> て、今の制度を維持継続し、皆保険で、遍く機会均等に、国民が差別の無い医
療の恩 恵を受けていけるかに、深慮すべきだと思います。
この原理原則を守り抜く事が肝要と思います。
特に、僻地医療や地方都市で医療展開しているものにとって見れば新たな励みを
感じております。ありがとうございます。

さて、伊東先生はじめ皆様、田舎オヤジの戯言と思いお聞きくだされば幸いです

現状の各都道府県及び市町村での入り乱れる公費請求のあり方がせめて道州制レ
ベルまで統一されたなら(あくまでも事務上ですよ)今よりはましでしょう。
オルカは、ご存じのように無床有床病床数制限なし全国統一版でシステム構築
しています。従来のレセコンはあくまでも地域限定オレンチ版です。ですから
無床月**枚まで、有床***床まで総合病院版、その他とか多種に分かれ
地方公費の差異などにより地域限定版としてまた、院長や担当者のわがままなど
にあれだけつきあいますし、しかも壊れにくい工業製品を作り出してきてますの
で私は、レセコン各社の価格は不当に高いとは思いません。
オルカの場合は、先ほどの統一性に加えライセンスフリーで組み立てるという
至上命題があります。これらをくぐり抜け開発しております。例えば島根県には
不要な他府県での仕上げの為にVerUPにもおつきあいすることになります。法的
改訂に加え他府県での事情の変更、操作性での変更など随時出てきます。九州の
会員の為の改善で北海道の会員まで影響が出てきます。(でないようにしてます
が・・)これを避けるには、地域限定オレンチ版に行き着きます。これがもっと
も使う側にとってみれば効率的と思います。ただ、オルカはその方法を選んでい
ません。さすれば作業工程上どこを減らせばもっとも効率的かを考えれば単なる
公費負担者番号程度のものは全国共通8桁にして頂くだけで負担はずいぶん楽に
なります。今各市町村は合併を控え新規システム発注はほぼ停止してます。
文書類、申請書類など在庫始末の2年間です。今後2年が変更新規できる唯一の
時期と思います。これを超えると10年変わりません。
また一方、当県では統廃合寸前であった国立病院がレセ電開始しました。電子カ
ルテを補助金で導入する元気のいい病院はレセ電請求となります。ですからおお
くの中核病院はレセ電子請求となります。レセ電子請求の画面はシンプルです
ですから、統計処理など比較的容易に可能です。OCR機の比ではありません。
ここで、現状の地方公費のシステムで各地が動き始めたらどうなりますか?
結局そのつきあい開発費用など自前で払うのは弱小医療機関です。そして地域で
のレセ枚数はどちらが多いか明らかです。
医師会での開発費用など医師会以外の組織と比べたかが知れてます。
とても太刀打ちできません。そのような県単独国保の勝手につきあうお金と時間
は無駄ではないでしょうか。それなら、相手の解析に対抗する解析力に時間とお
金を注いだ方が賢明と思いますがいかがでしょうか?
長文失礼致しました。

小竹原 良雄
小竹原医院
690-0882 島根県松江市大輪町396-
電話0852-25-3223 FAX 0852-31-4556
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