[orca-users:06111] Re: クライアントからの印刷プレビュー

["Michio HAYASHI, M.D." <hayashim@xxxxxxxxxxxxxxx>]

山田主税 先生、　林 @ 船橋市です。

以下が私がサポセンから教わり自分で理解できるように翻訳して現在
も安定稼動しているやり方です。随分前にやったので細かい点は忘れ
ましたが、当時のメモを添付します。 IP アドレスは自分のものに読替え
てください。

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追補1：「親機・子機接続で、子機からプレビューを可能にする設定」

ORCA親機でNFSサーバを起動し、プレビューデータのあるディレクトリが
他のORCA子機から参照できるようにする。親機：/mnt/nfs/orca/tmp　＝　
子機：/mnt/nfs/orca/tmp」のように NSF を設定する。

1.ORCA親機の設定　「nfsd（NFS サーバ）をインストール」

・rootユーザでログインし、nfs-user-server　をインストール
# apt-get  install  nfs-user-server

・rootユーザでログインし、ディレクトリ作成
# mkdir  /mnt/nfs
# mkdir  /mnt/nfs/orca
# mkdir  /mnt/nfs/orca/tmp

・子機から参照できるようにするため、/etc/exports ファイル
に次の１行を追加します (vi を使用）。

/mnt/nfs/orca/tmp   192.168.0.60(rw)  ##(子機のIPアドレス)

・/mnt/nfs/orca/tmp ディレクトリに書き込み権限を与える。

#chmod a+w /mnt/nfs/orca/tmp  を実行。

　　意味は、自分の/mnt/nfs/orca/tmpディレクトリをIPアドレスで指定
    された子機から接続し、読み・書きを許可する。
　　他の子機からも接続する場合は、/etc/exports に行を追加する。

・プレビュー用データを /mnt/nfs/orca/tmp に作成するための設定

# vi /etc/jma-receipt/preview.env　を実行し下の1行を追加する。

/mnt/nfs/orca/tmp/

・システム再起動

2.ORCA子機の設定　「親機の /mnt/nfs/orca/tmp を子機から参照」

・rootユーザでログインし、ディレクトリ作成
# mkdir  /mnt/nfs
# mkdir  /mnt/nfs/orca
# mkdir  /mnt/nfs/orca/tmp

・親機のディレクトリをマウントする

# mount  192.168.0.69:/mnt/nfs/orca/tmp  /mnt/nfs/orca/tmp
　　　(親機のIPアドレス)
※この方法は子機起動のたびにNFSマウントが必要

・接続確認１

# df

とコマンドを入力すると下記のように表示されるので
そこに親機のIPアドレスが表示される行があるか確認

Filesystem          1k-blocks     Used Available Use% Mounted on
/dev/hda1             7052244  1909584  4784416  29% /
192.168.0.69:/mnt/nfs/orca/tmp ..........  29% /mnt/nfs/orca/tmp

・接続確認２

親機操作：プレビューを実行
子機操作：子機 /mnt/nfs/orca/tmp ディレクトリにデータがあるか確認

3.子機起動時に自動的に NFS をマウント（親機・子機の動作確認後）

子機の　/etc/fstab　ファイルに次の１行を追加。

192.168.0.69:/mnt/nfs/orca/tmp  /mnt/nfs/orca/tmp  nfs  timeo=14,intr
(親機のＩＰアドレス)

これを設定すると子機で毎回mountコマンドを入力しなくてもすむようになる。

4.お気に入りメニューに追加 （これは何かの拍子に子機が先に起動
してしまいマウントされなかった場合に、後からマウントするボタンです）

プログラム・設定・メニューエディタ・新規項目・命令に記述し保存

sudo mount 192.168.0.69:/mnt/nfs/orca/tmp /mnt/nfs/orca/tmp
(親機のＩＰアドレス)


> 現在ORCAを2台で試験導入中ですが、クライアントマシンからの印刷
> プレビューが出来ずに悩んでおります。