[orca-users:15902] Re: WebORCA お試しサーバは使える

[Hiroaki Inomata <inomatah0612@xxxxxxxxx>]

お試しサーバ、https://jma-receipt.jp/trialsite/
診療行為も受け付けてくれるようなので
OceanMini というアプリを
・初診/再診
・処方全般
・精神科専門療法
に関して ORCA API に送信できるように改変。

結果、受け付けてくれました。
お試しサーバー上で操作したらレセプトまで作成できたので、
基本的にはこれで良いんでしょう。


診療行為送信時に気をつける点は・・・

https://www.orca.med.or.jp/receipt/tec/api/medicalmod.html
>送信されたユーザID(職員情報)の妥当性チェック
>送信された患者番号による患者の存在チェック
>該当患者の排他チェック(他端末で展開中の有無)
>診療科の存在チェック
>ドクターコードの存在チェック
>補足コメントコードおよび文字列の妥当性チェック

に仕様は書かれているのですが、細かい部分に関してはやってみないと
わからない。
・ドクターコードは ORCA 上で存在していればよく、必ずしも外来受付時のドクターコード
ではなくてもよい。
・通院精神療法ではコメントを送信した方がいいが、この時の送信順序は
通院精神療法→コメントでも、コメント→通院精神療法でも
どちらでもよい（ORCAが正しく並べ替えてくれる）。

あたりに気をつければいいでしょうか。

通院精神療法の選択式コメントに関しては、以前にこのMLで言及した通りの仕様
https://ml.orca.med.or.jp/orca-users/msg15635.html
で記録されていたので、試行錯誤する手間が省けました。

OceanMini Ver1.0.7ではデフォルトでお試しサーバのオルカモクリニックも登録してあり
　施設ID oorcaclinic, ユーザーID doctor1（パスワード ocean）
でログインできます。
コントロールパネルの ORCA タブで「start」とすると、お試しサーバ
の当日受付情報を引っ張ってきますが、現行だと５秒に１回、（お試しORCAサーバも含めて）登録されている
全ての施設の ORCA サーバに問い合わせを開始するので（一応、多施設対応）、
必要ない時は「stop」にしておいた方がいいでしょう。
ダウンロードは
https://phazor.info/OpenOcean/?page_id=592
からできます。
サーバマシンは Mac に限定されますが、（当たり前ですが）クライアントはどのマシンのブラウザでも
かまいません。


標準型電子カルテ（のフロントエンドサーバ）は、BCP の観点から院内にも設置できるようにしたら？
と提案していたのですが、
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37081.html
どうもそこまで手が回ってないようなので、私だったらこう作る！という意味も込めて
公開しています。


猪股弘明
精神科医

2025年11月14日(金) 22:36 Hiroaki Inomata <inomatah0612@xxxxxxxxx>:

>
> >上野さん
>
> https://jma-receipt.jp/trialsite/ で案内されているお試しサーバですが、
> 今日、試しに ORCA API を叩いてみたら、ちゃんと応答してくれました。
> 詳しくは
> https://phazor.info/OpenOcean/?p=553
> に書いておきました。
>
> 試しに使うには便利なサーバなので、
> 案内ページに ORCA API も使える旨を書いておいたらいかがでしょう？
>
>
> 猪股弘明
> 精神科医