[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[orca-users:11281] Re: 教えてください



丸山です。

#####

On Mon, 15 Jun 2009 20:20:41 +0900, K.Semba wrote:
> せんば@神奈川です。
> 
> 皆様のレスもあるので余計かも知れませんが、当方は下記マザーボードは
> 
> インテルR G31 Express チップセットマイクロATX
> 
> 使っています。
> 但し、オンボードNICはダメな場合がありますのでその際はPCI社のGN-1200TW2を
> 使用しています。これを使う理由は安い(1700円)?からです。
> 切り分けはインストールの際、ネットワークハードウェアの認識の後、DHCPで
> エラーになったらほぼそのオンボードNICはダメです。色々調べて時間を要するよ
> りは 
> さっさと切り替えたほうが・・・。BIOSでオンボードのネットワークアダプタを
> 無効にすることが
> 必須です。
> 
> このボードを搭載するPCはいくつかありますが、安定性とコスト面から言うと
> ドスパラの Prime Knight や Magnate のシリーズでCPUデュアルコアなら
> Celeronでも Pentiumでもしっかり動きます。
> 
> お役に立てれば幸いです。
> 
> 以上
> 
> ----- Original Message ----- From: <w0000river@xxxxxxxxxxx>
> To: <orca-users@xxxxxxxxxxxxxx>
> Sent: Monday, June 15, 2009 4:52 PM
> Subject: [orca-users:11273] 教えてください
> 
> 

#####

HardwareDriverの基本的な調査方法と設定方法です。

lspciコマンドまたはless /proc/pciで、PCIバスに接続されているHardwareを
調べます。sudoが必要かもしれません。
他にも/procにはlessでいろいろなPCのHardwareの調査ができます。
メモリ容量やCPUや光学Drive,HDD等の情報も調べることができます。
/procは実際には仮想ファイルシステムで存在せず、書き直すと危険なので注意して
ください。
Windowsよりよほどいろいろな情報が取得できます。

私はWindowsのドライバ(Video,Audio,Network,Modemなど)が見つからない場合、
KNOPPIXなどのCDでそのPCを起動して、lspciなどでchipを調べます。

このときPCメーカーではなくChipの名前が重要です。
このchipの情報を手がかりにgoogleなどでLinuxやWindowsのdriverを探します。
そのchipのメーカや別のPCのメーカーのドライバーでも使えることがあります。

VGAカードの場合PCIのID(2種)が必要になることもあります。

DownloadしたDriverが/user/libなどにあれば、modprobe driber名 でDriverを
loadしてlsmodでloadされていれば使用できます。

/etc/modprobe.confなどに登録すればPCを起動してもDriverはloadされます。
/etc/modprobe.confなどはLinuxのDistributionとVersonによりいろいろ違うので
それぞれのDistributnとバージョンにあった解説書やInternetで調べてください。
Networkの設定方法もLinuxのDistributionとVersonによりいろいろ違います。
このような設定をしておかないとPCを再起動するとまた同じ設定をしなければなり
ません。

NICはIntelや3COMなどがよいでしょう。MarvellやBroadcomは次点ですが、
蟹(REALTK)やDEC211X(100Mbpsもう普通使いませんね)はやめた方が良いでしょ
う。
Backupなどで多量のデータを流すとおかしくなることがあるようです。

Graphic cardの場合、Debian系ではdokg --reconfigure xserver.xorg
(昔はdpkg --reconfigure xserver.xfree86だった)で設定できるはずです。
もとのxorg.confなどもrenameしておけばあとあとの参考になります。

それでもだめな場合、X -configureでxorg.confのひな形を作成します。
ひな形は/root/xorg.conf.newができるので/etc/X11/xorg.confとして
にコピーします。
以前の設定を参考にすることがあるので元のxorg.confはrenameして上書きしない方
が
良いでしょう。マウスやキーボード、解像度等の設定で参考になります)

root userが標準では存在しないDebian系ではどうするのでしょうか。
昔はXの設定はxf86configやXF86Setup等で設定していました。
RedHat系は Xconfiguratorというのもありました。
TurboLinuxはよくVideo cardを認識するので、そちらからXF86Configを持ってきて
動かしたこともあります。DebianではDevice等のキーワードが違いますがそれに注
意すれば
ほかLinuxののXの設定を持ってくることもできます。

xorg.confやXF86Configは古い設定が残っていると失敗することがあるので、rename
してから行います。

いずれにしろ、これらの操作はrootとgraphic Loginなしにしてviなどで操作しなけ
れば
なりません。

私はDebian系でもrootユーザを有効にし、X-Windowを起動しないで、login後
startxで、X-Windowを起動しています。
sudoでrootのパスワードを設定したり、gdm.configでrootのX-Window使用を
availableにしたり,/etc/ec2.dでgdmを無効にする(directryを作って入れてしま
う)
など標準的でない使い方ですが、知っていると便利です。

Linuxの場合、マウスやキーボード,Displayを変えると、X-Windowが起動しないこと
が
あるので、、X-Windowの強制終了(Alt+Control+Backspace)(deleteではない))
やalt=Control+fキーによるコンソールログインやXへの戻り方や、viお使い方を知
らないと
まず設定できません。
TelnetやSSHがつかえるなら,MacやWindowsで複数端末を開いて設定した方が良いで
しょう。

これらもLinuxのDistributionによりいろいろ違います。


日本実業出版社の

図解でわかるPC-UNIXのすべて(かなり古い)
図解でわかるLinux環境のすべて(これも幾分古い)

上記2冊はけっこうLinux全般の設定の参考になります。いろいろと最近の
Linux Distributionでは仕組みが違ってきているので使えないコマンドやToolも
ありますので注意してください。

--
kmaruyam@xxxxxxxxxxxxxxx メイン
kohei.maruyama@xxxxxxxxxxx