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[orca-users:09390] Re: 日医標準レセプトソフト稼動状況



八幡先生、三原です。

> 9/15の集計で日医標準レセプトソフト稼動が3000件を越えました。
> http://www.orca.med.or.jp/orca/nintei/kadou.rhtml

前任の松原常任理事は、3000件超えた時点で、診療報酬改定の検証
に役立てるデータ収集を始める方針を明らかにしていましたが、こ
のあたりそろそろ動きがあるのでしょうか。

以下、古いMEDIFAXより

■ 利用機関3000超でデータ収集収集開始
     日医・松原常任理事が方針、ORCAで 

日本医師会の松原謙二常任理事は23日、都道府県医師会情報シス
テム担当理事連絡協議会で、 「日医標準レセプトソフト(日レセ)
の利用機関数が3000件を超えた時にば適切なデータ収集ができ、意
味のあるデータになる」と述べ、利用機関が30OO件を超えた段階で
日レセを通じて診療報酬改定の検証に役立てるデータ収集を始める
ろ方針を明らかにした。収集データを検証するシステムは現在構
築中だという。 

ORCAプロジェクトでは、2000年1月に会員のためのレセプト作成ソ
フト(日レセ)の開発に着手し、02年4月に無床診療所版、03年4月
に入院版を本稼働させている。ここ3、4ヶ月で受注件数は急増し、
昨年1月時点では1229件にとどまっていた全国の病院・診療所の日
レセ利用機関数は、今年2月末で2356件と1年間でほぼ倍増してい
うという。 

松原常任理事は、この2年間をかけて医療機関が使いやすいソフト
への改良を進め、「日レセがほかと比べてもそん色ないレベルにま
で達したとして、さらなる利用拡大に協力を要請。日レセを通じて
医療機関に必要なIT化を進めるとともに、個人情報を削除したかた
ちのデータを集め、診療報酬改定の検証に活用すろ方針をあらため
て示した。

松原常任理事は「恒常的にデータを蓄積し、厚生労働省の調査結果
が本当に正しいのかチェックする機構としてORCAを位置付けている」
と述ぺ、定点調査が可能なORCAフロジェクトの意義を強調した。 

連絡協議会では都道府県医師会の担当理事から、レセプトをチェッ
クするソフトの開発を促す意見も出た。これに対し松原常任理事は、
「保険システムの整合性がきちんと取れていることが前提になる」
と指摘。その上で「将来的に日医総研がプログラムをつくり、そこ
を通ったものは保険者に文句を言わせないかたちになればと述べ、
チェックソフトを開発するには医師の自由裁量権を担保できること
があくまで前提になろことを強調した。

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Ichiro Mihara <icchy@xxxxxxxxxxxxxxxx>