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[orca-users:01044] Re: 電子カルテについて



日野市医師会 近藤信介です

 個人的には電子カルテの導入を躊躇しています。

> 「電子カルテは履歴が残らないといけない」
> とご指摘を得ました。
> 厚生省の3つの用件のうち真正性の確保問題です。
> 当院としては1週間おきに全カルテのテキストとデータベースをCDRに焼き、内容
> 証明付きで自分宛に郵送します。

「真正性の確保問題」は、名前の通ったメーカーが発売している物は、一応、問題な
いのでしょうね?

 ひとつ教えていただきたいのですが、画像はどのように処理されているのでしょう
か?先生の診療科が解らないので何ともいえないのですが、私自身は循環器内科で
す。したがって、画像データは、レントゲン、心電図、心臓超音波(カラー動画)、
腹部超音波などです。レントゲン、心電図、超音波静止画はまだ良いのですが、心エ
コー動画が困っています(本来はMotion JPEGでしょうが、ファイルが巨大になって
しまうので、現在はMPEG2にしています。VTRも撮っていますが、頭出しが面倒で見
ていられない)。既存の電子カルテでは、静止画は良いとしても、動画を扱うのが今
ひとつなので。
 もうひとつ、異常所見をスケッチすることで記憶に残り、紙に書くことで記憶が整
理されるような気がします。学会発表原稿をPCのプレゼンテーションで作成したとき
と、ロットリングで作図したときでは、やはり記憶への残り方がPCプレゼンのほうが
少ないのですが(かかった時間が少ないから、当たり前といえば当たり前)、この辺
の使い勝手はどうなんでしょうか?(電子カルテそのものは、「記憶」に頼らないで
よいように、客観的に、ということなのでしょうが、記憶に残りにくいのも困り物な
ので。

日野市医師会 近藤信介
多摩市関戸2−25−1−311
042−337−8182
nkondo@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx