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[orca-users:00379] Re: ORCA とレセコンへの要望



 皆様、こんにちは。
 安陪隆明@鳥取県鳥取市、安陪内科医院です。

 議論が白熱し、とうとう上野氏も出てこられましたね。
 私の意見は生越氏、廣瀬氏、上野氏とほぼ同じです。

 私は以前、Linuxでサーバを立ち上げていたことがあります。
 インストールして常時接続するところまでは比較的簡単に
できて、しばらくは喜んでそれで遊んでいたのですが、その
うちサーバ管理がしんどくなってきました。
「本気でセキュリティ対策」などや保守をしていると結構時間
がとられます。
(これはLinuxでもWindowsでも同じだと思います)
 サーバを使って遊びたくて立ち上げたのに、その運営のため
に時間を潰されるのが馬鹿らしくなり、今は信頼できる業者
さんのレンタルサーバにして、そこにメンテナンス面は全部
任せています。

 まあ、HDDはいつかは壊れます。「あそこのHDDは高いけれども
壊れにくい」云々の噂を聞くこともありますが、そんなものでも
いつかは壊れます。
 うちのメインマシンなどはRAID5にしていますが、それでも
絶対大丈夫という保証はありません。
 外来が忙しい午前10時頃に、ORCAのHDDが吹っ飛んだら、どう
いう対処をとれば良いのか? こういう状況は想定しておかないと
いけないし、それを考え出すと、私などは自分でやるのが面倒
くさくなって、そういう事態を考えてくださっていただける
業者さんにお願いする方を選びます。

 また私は基本的に日本医師会がハードウェアを提供すべきでは
ないと思っています。
 これについては上野氏からきちんとした話があったので、私は
少し外れた話をしますが...
 私はどちらかというと「WindowsよりもMacが好き」という人間
で、Macが天下を取れなかったことを残念に思っているのですが(^^;)
「Macは何故天下をとれなかったのか」
 という話になると、必ず出てくるのが
「Apple社がハードウェア本体の利益に固執して、互換機を
作ることを許さなかったから」
 という話です。
 商売に関しては天才的なマイクロソフト社は、過去も現在も
「マイクロソフト社製パソコン」などを売っていません。
 もちろんそういうものを出せば、一時的にマイクロソフト社は
今まで以上に莫大な利益をあげるでしょう。しかし、それをする
と長期的には自分で自分の首をしめることになることを、彼らは
わかっています。
「マイクロソフト社製パソコンは何故存在しないのか?」
ということが、日本医師会がハードウェアに手を出さない理由に
なると私は思っています。

   安陪隆明
   鳥取県鳥取市
   安陪内科医院