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[orca-dev:00043] Re: 病名クラス
- To: orca-dev@xxxxxxxxxxxxxx
- Subject: [orca-dev:00043] Re: 病名クラス
- From: Yoshinori Ariie <PBA00250@xxxxxxxxx>
- Date: Thu, 23 May 2002 23:23:12 +0900
有家@松山記念病院です。
生越さん、ありがとうございます!
ご友人の
date: Thu, May 23, 2002 at 11:23:42AM +0900
from: ogochan@xxxxxxxxxx
>
> > ドメインオントロジーの欠落だな。そういうのは好きだぞ。
なんていう意見を聞くと、がぜん元気が出ます (^^)
domain ontology って「領域存在論」とか訳されるのでしょうか。
「分類」を二次元的に表現するのかなあ、などと語感から連想しますが
そんなものではないのでしょうね、たぶん。
> > http://www.nomencurator.org/
> >
> > あとは
> >
> > http://www.gbif.org/
> >
> > から Ebbe Nielsen Prize をたどりたまへ。
http://www.nomencurator.org/nhm20011002111116.tar.gz
自体の make は、ちょっと時間がかかるけど、すんなり通りました。
インタープリタ動作をするもの、というのは見て取れるのですが
これが何をどうするものなのかわからないので、これから調べます (^^);
今日は Ruby スクリプトを書く時間もなかったので、哲学します。
思い切り ORCA から離れるけれども、火中の栗を拾う前準備です。
疾病分類が生物学などの形態分類と質的に異なる背景について
私の意見は次のようなものです。
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分類が、よく木構造になってしまうのは
人間の認知の基本的枠組みの問題のように思いますが
これは
1) 比較的高い(1に近い)確率で生じる事象の分類
に適用される場合には適合するが
2) 比較的低い確率で生じる事象の分類
には不適合ではないか。
この後者の分類を(むりに)木構造で行おうとすると
たいへん例外の多い、整合性をかく分類になるようだ。
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というものです。
この根拠は私の直感です。証明する力はありません (..);
疾病は2)です。他にはおそらく
事故、犯罪、災害、あるいはプログラミングのバグなどは
2)に属する事象だと思います。
Ruby の例外クラス (class Exception) は、よく分類されています。
人体の現象の例外クラス(= 病名クラス)についても
その analogy で解決すればラッキーなのですが..
--
pba00250@xxxxxxxxx
yoariie@xxxxxxxxxxxxxxx
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有家佳紀 Yoshinori Ariie