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[ORCA-ANNOUNCE:00198] 日医標準レセプトソフト ver 2.0 提供
- To: orca-announce@xxxxxxxxxxxxxx
- Subject: [ORCA-ANNOUNCE:00198] 日医標準レセプトソフト ver 2.0 提供
- From: orca-announce@xxxxxxxxxxxxxx
- Date: Mon, 08 Dec 2003 18:51:09 +0900
ORCAサポートセンタです。いつもお世話になっております。
日医標準レセプトソフト(以下、「日レセ」)
バージョン 2.0 パッケージを提供します。
以下の手順で更新してください。
=======================================================
**************************************************************
■(1) データベーステーブル構造の変更
特にありません。
■(2) 依存関係:ミドルウェアのバージョンアップ
・MONTSUQI(panda)
存在しない LD を指定した場合に wfc が落ちるバグを修正しました。
panda-server-1.1.2p8-0+1jma1_i386.deb
panda-client-1.1.2p8-0+1jma1_i386.deb
・MONPE
画像の伸縮を行う場合に比率を保ったまま伸縮を行うように改善しました。
monpe_0.6.2-0+1jma1_i386.deb
▲注意
日医レセのバージョンアップをすぐに行わない場合でも MONTSUQI(panda)
のバージョンアップはしてください。
存在しないLDを指定する事により wfc が動作しているサーバにアクセスでき
るマシンから故意に wfc を落すことが可能でした。
MONTSUQI(panda)だけバージョンアップする場合
# apt-get install panda-server panda-client
としてバージョンアップしてください。
■(3) 再起動
「日レセ」パッケージを更新するとアプリケーションは自動で再起動
しますがサブプロセスが終了できずそのまま残る場合があります。
パッケージ更新後、再起動をしていただくときれいな状態でアプリ
ケーションが起動できます。
■(4) テーブル構造変更の確認について
業務メニュー画面の「マスタ更新」を選択するとデータベース
の構造バージョンを確認できます。
正常にアップグレード(インストール)が完了すると
「構造ver(自)」および「構造ver(ORCA)」の表示は
「S-010102-1-20030923-1」
になります。
▲注意
**************************************************************
* パッケージのアップグレードの前に
* 操作に先立って必ずバックアップをおこなってください。
* バックアップの方法
* kterm などから以下のコマンドを入力します。
* $ pg_dump -R orca > バックアップファイル名
**************************************************************
=======================================================
今回提供パッケージにおける修正内容について
(A)受付
1. 受付一覧の出力先プリンタが「支払証明書」になっていたの
で、「予約一覧/予約患者一覧」の出力先プリンタ名で出力
するように修正しました。
併せて、ドクタが選択されていない時でも、最初のドクタ
名を表示していたのでドクタの選択が無い時は表示しな
いようにしました。
2. ドクタを選択していない場合にドクタコードの1桁目に
「1」のみが編集されていたので、編集しないように修正しました。
3. 登録済みの受付の更新ができてなかったのでできるようにしました。
診療科、ドクタ、診察内容を変更することができます。
(B)予約
1. 予約一覧表が登録順に印刷されていたので、予約時間順に印刷する
ように修正しました。
2. 予約で新規患者を予約した場合、患者登録で新規患者を受付
から選択せずに行った場合、新規患者の予約が患者登録の受
付に表示されていたので表示しないようにしました。
3. 予約氏名の全角・半角チェックをしていなかったのでするよ
うにしました。また、半角空白を全角空白へ置きかえるようにし
ました。
4. 予約業務画面の予約内容の一覧(コラムリスト)が50行ま
でしか表示できなかったので200行まで表示できるよう修正しました。
(C)患者登録
1. カナ氏名欄を入力した場合に人名辞書ダイアログを表示します
が、システム管理の管理番号1017での設定により当該画面の
出現を抑止できるようにしました。
2. システム管理1017「3:患者登録のカルテ発行(新規患者の
時)」の設定が、「0発行しない」の場合は、基本情報画面
でカルテ発行欄にカーソル遷移しないようにしました。
システム管理1017「3:患者登録のカルテ発行(新規患者の時)」が
「1発行する(保険組合せ指示)または「2発行する
(保険組合せ自動)」に設定されていて、かつ、新規患者の時、
基本情報画面のカルテ発行欄がデフォルトで「1カルテ発行あり」となります。
(ただし、受付画面、更新の時はいままで通りです)
3. 基本情報画面で「1:カルテ発行あり」の時、登録(F12)
ボタンを押した時に保険組合せが選択されていない場合は、
システム管理1017での設定により次の動作とします。
「1:発行する(保険組合せ指示)」の場合、保険組合せは
未選択で印刷をおこないます。
「2:発行する(保険組合せ自動)」の場合、保険組合せを
自動設定します。
(公費の多い保険組合せか、あるいは労災・自賠責保険とします)
4. 自費保険を新規登録する場合、システム管理の1017での設定
にあわせて補助区分を初期表示するようにしました。
5. カルテの病名編集をシステム管理の1017での設定にあわせて
表示有無を可能としました。
「1:継続病名のみ」の場合、病名に転帰日があるものは対
象外として記載しないようにしました。
6. 患者削除をした場合、削除する患者IDと受付の管理情報の
最大受付IDが同じ場合に受付の管理情報も削除していたの
で、受付の管理情報を削除しないように修正しました。
7. 任意継続を登録する時、有効開始日に平成15年3月31日
以前の日付かつ有効終了日に平成15年4月1日以降の日付
を入力すると半自動的に平成15年4月1日から有効開始と
して分割を行いますが平成15年3月31日以前の取得にもかか
わらず平成15年4月1日以降は無条件に2年間のチェック
を行っていたので55歳以上の特例の入力ができませんでした。
平成15年3月31日時点で55歳以上の場合は最長5年ま
での入力ができるようにチェックを修正しました。ただし、自動
で表示される終了日は開始日から2年後の日付になるので特
例の場合は終了日を手入力により修正してください 。
8. 新規患者登録で、新規患者の受付、予約がある場合に受付の
選択をせずに新規患者登録を行った場合、患者登録が正しく
行われなかったので修正しました。
患者IDと受付IDが同じになった場合に起きる現象です。
新規開院(データ移行が無い)で受付を行う時に現象が発生
していました。
また、新規患者の予約があり、受付を選択せずに新規患者の
登録を行った場合、患者登録の予約状況に新規患者の予約が
編集されていたので編集しないように修正しました。
(D)診療行為
1. 診療行為検索一覧画面で、入力コードから検索した時に
200件以上を表示しなかったので、次頁ボタンで
201件目以降を表示するようにしました。
なお、会計照会業務、点数マスタ登録業務でも同様の修正を
おこないました。
2. 外来初診で乳幼児の場合に育児栄養指導加算の自動発生を追
加しました。システム管理の1007での設定により「育児栄養加算」
が「1 算定する」になっている時に対象の診療科で自動発
生をおこないます。自動算定を行う診療科が「00 全科」の時は全
て診療科で自動発生をおこないます。
また、初診料を自動発生する時に合わせて自動発生するので、
育児栄養加算のみの削除がおこなえます。
なお、手入力により初診料を算定した場合は自動発生は行わ
ないものとします。
3. 外来診療行為画面の場合に患者番号入力後のカーソル移動先
を設定できるようにしました。システム管理の1007での設定にあ
わせてカーソル移動をおこないます。
「0:標準」の場合、入力コードの入力位置(今まで通り)
とします。
「1:保険組合せ」の場合、保険組合せ選択項目とします。
(ただし、中途終了データがある時は入力コードの入力位置
とします。)
「2:診療科」の場合、診療科選択項目とします。
(ただし、受付あるいは受付一覧から選択して遷移した場合、
または中途終了データがある時は入力コードの入力位置とします。)
4. 即入院の場合など初診料を算定できる場合は自動発生を次の
の条件で行うようにしました。
(1) システム管理の1007の設定で「入院時初診料」が「1:
算定する」になっている時のみ自動発生します。
(2) 新来患者で初診料の算定が無い場合に自動発生します。
(3) 入院日以前からの継続の病名が無い場合に自動発生します。
入院日に治癒となった場合は初診料は発生しません。
(4) 入院日以前に中止があり中止の転帰日が入院日の1月以
上前である場合に自動発生します。
(5) 入院年月が診療年月と同じである場合に自動発生します。
(6) 訂正入力でない場合に自動発生します。
5. リハビリの1日上限チェック、11単位以上の逓減を修正しました。
(1) 当日に早期リハビリ加算等が無い時に、1日の合計単位
が4単位以上の場合はエラーではなく警告としました。6単
位以上の場合はエラーとします。
(2) 個別療法の月単位が11単位以上になった場合、確認メ
ッセージを表示します。OKで進めると逓減を自動発生します
が、戻るとした場合は自動発生をしないので、自動発
生した逓減は自動算定分とできません。11単位以下にな
っても自動で削除しないので手で削除することとします
(11単位以下で逓減がある場合は警告を表示します)。
(3) 個別療法の単位集計でその日に1つでも早期リハビリ加
算等が算定されている場合は集計の対象としません。
6. 75歳(70歳)未満で、生活保護と老人保健(いわゆる寝たきり老人)
がある場合に一般点数でなく老人保健点数で算定するようにしました。
生保単独扱いではあるため老人保健の情報を登録しても保険組合せは
生保単独になるが公費情報の老人保健の登録有無を
みて判定することとしました。
レセプトは生保単独、特記事項に「老保」を記載します。
7. 初診算定日を初診料の後に指定して登録する場合、算定日を
指定した後に、診療内容をクリアして登録した場合、何も登録しない
ようにしましたが、初診算定日だけは登録することにしました。
この時、最終受診日を初診算定日として登録することとします
(Ver1.1.2で診療内容がない場合に受診履歴、診療科履歴を
変更しないように修正しましたので)。
8. 入院診療行為入力で、診療種別の行に数量をゼロで入力した時、
行削除にならなかったので削除するようにしました。
9. 入院診療行為入力で、約束セットを数量ゼロで削除した時、
内部的にセット内容が残っていたので削除するようにしました。
10. 外来診療行為入力で、包括の検査を包括数以下の数でそれぞれに
診療種別を入力したり、違う検査などを間に入れた場合に
包括されなかったので、正しく包括されるように修正しました。
11. 外来診療行為入力で、診療日を変更した後に患者登録へ遷移して
患者情報を更新した場合、診療行為の診療日が画面に表示されている
変更された診療日でなく、システム日付で登録されていたので
画面に表示されている診療日で登録するように修正しました。
12. 外来診療行為入力で、投薬の院内処方の内服でコメントだけ
の剤を作成した時に、この剤も投薬数に含めて多剤投与の判
定をしていたので、コメントだけの場合は対象外としました。
また、投薬で点数がゼロの剤は院外処方として判断されますので、
訂正で展開すると院内・院外ボタンが院外となってしまいます。
この場合、剤点数がゼロの場合でコメントだけの剤は判定対象
としないようにしました。
また、中途終了の処方せん印刷においてもコメントだけの剤
は院外となるので印刷されません。
13. 受付中の患者を訂正で修正した場合、受付が受診済みになっ
ていたので訂正の時は受付を更新しないように修正しました。
14. 画像診断で診療種別を入力した場合と省略した場合で内容が
同じでも違う剤として登録していたので、同じ剤とするよう
に修正しました。
15. 診療行為画面へ患者コメントを表示する時、コメント文字列
が半角・全角混在の場合に表示ができないので1行に収まら
ない場合(48文字以上)は表示しないようにしました。
16. 外来診療行為画面の前回処方が「ALT+F1」だったので
「CTRL+SHIFT+F1」に変更しました
(ALT+F1はポップアップメニューが表示されるため)。
17. 消炎鎮痛等処置で保険の種類に関係なく算定回数を考慮して
いたので保険毎(医療保険・労災保険・自賠責保険)に回数
を考慮するように修正しました。
18. 訂正で健保から労災・自賠責、労災・自賠責から健保へ保険
を変更した場合、算定履歴で保険別に作成する内容の訂正前
の保険の算定履歴が削除されていなかったので削除するよう
に修正しました。
19. 投薬のまるめの外用薬の診療種別(.233)を入力した時、
注射薬剤が入力できなかったので入力できるように修正しました。
20. 診療行為の指導料で%減額の計算をしていなかったので計算
するように修正しました。
21. 老人と一般診療行為コードの自動置換対象となった場合、置
き換えた後の診療行為コードで「病院・診療所」あるいは
「入院・外来」等のチェックを行っていなかったので、置き換
え後の診療行為コードでチェックを行うように修正しました。
22. 診療行為セット(Pセット)を入力し展開した時、セット内容の
診療行為が当該患者算定不可の内容のみの場合、プログラムが
異常終了する可能性があったので修正しました。
(例)入院で老人の場合に外来で一般の診療行為コードのみ
で作成した診療行為セットを入力した場合など。
23. 診療行為のセット登録を入院から遷移した場合、外来のみ算定可の
診療コードの診療行為セットを修正のため展開しようとすると、
プログラムが異常終了する可能性があったので修正しました。
(E)収納
1. 請求確認画面で長い自費名称を表示すると名称の途中から表示されて
いたので修正しました。
2. 請求確認画面の入金処理で収納明細を10件以上作成された
場合に履歴修正が正しく行えなかったので修正しました。
(F)会計照会
1. 75歳(70歳)未満で、生活保護と老人保健(いわゆる寝たきり老人)
がある場合に一般点数でなく老人保健点数で算定するようにしました。
また、保険一括変更の時、生活保護単独で上記の可能性があ
る場合は変更できないようにしました。
2. 保険一括変更でレセプトコメントが対象の保険で1件のみ作成
されていた場合、保険変更するようにしました。
(G)入院会計照会
1. 次の特定入院料について算定できるように追加しました。
(1) 一類感染症患者入院医療管理料
(2) 回復期リハビリテーション病棟入院料
(180日上限については将来的に入院料の切り替えを
促すメッセージ出力を検討中です)。
(3) 広範囲熱傷特定集中治療室管理料
(4) 老人性痴呆疾患治療病棟入院料
(H)データチェック
1. 患者病名チェックでレセ電算データ作成の設定をしている場
合は未コード化傷病名コードで登録の病名文字数を20または
17文字を超えるか否かのチェックを追加しました。
また、未コード化傷病名ではないが該当の病名コードがマス
ター上、廃止年月日が設定されていて診療年月が廃止年月日
より大きい場合についても未コード化傷病名とするので同様
に文字数チェックをおこないます。
2. 診療行為入力時の保険組み合わせが削除された場合、その診
療行為が保険組み合わせ有効期間のチェックから漏れてしま
う不具合を修正しました。
(I)レセプト
1. レセプト作成処理の社保一括、国保一括を別々に作成された
場合、かつ、月途中で保険切り替えがあったもの(社保から
国保とか)の保険履歴が記載されなかったので修正しました。
2. 在宅の特定器材の点数が薬剤欄に記載されず、その他欄に記載されて
いたので修正しました。
3. 老人保健と原爆(19)の併用患者について、原爆のレセプト記載可、
不可をシステム管理の設定にあわせて行うようにしました。
4. 内服薬剤の先頭にコメントコードがあった場合、レセプト点数欄に
記載がされなかったので修正しました。
5. 公費分点数がある場合、「======以下○○○○ 適用分======」の
すぐ直後にある診療行為の診療区分が印字されなかったので修正しました。
6. 院内処方であっても服用方法を入力されている場合は服用方法を
除外して剤のまとめ編集を行うように修正しました。
7. 公費単独で老人保健点数を算定する場合、レセプトの特記事
項欄に「04 老保」と表示を行うが、生活保護の場合のみ
としていたので全ての公費負担医療で単独の場合、かつ老人
保険点数を算定する場合と判定条件を見直しました。
8. 自費保険レセプトへ下記の条件で摘要欄記載するよう修正しました。
(左の点数欄や下の請求点には反映しません)
条件
レセ種別:8888(自費保険)
診療区分:95または96
診療行為コード(先頭から):095または096または8
(ただし、診療行為コードの4桁目からの2文字が「00」、
「91」、「92」、「93」および「コメントのみ」
は除きます。)
*自費保険レセプトのみ請求点がゼロ点でも作成をおこないます。
ただし、摘要欄記載分が無い場合は作成はしません。
9. 入院料が無い場合のレセプトで、"他保険にて入院料算定済"
のコメントを自動記載していましたが、"自費"、"労災"、
"自賠責"、"社保"、"国保"に分類してコメントを記載
するよう修正しました。
10. 労災・自賠責保険で、診療実日数がゼロの時には"999"
と記載しますが、その時のレセプトの療養期間は、開始日・終
了日ともに保険入力された療養開始日を記載するよう修正しました。
(休業証明等の文書料を治癒後に請求する場合は、新たに保険追加して
いただき、療養開始日にはレセプトの療養期間に記載する日を入力してください)。
(J)総括表・公費請求書
1. 社保総括表の備考欄に老人再掲欄を追加しました。
ただし、件数、日数のみ記載することにしました。一部負担金
および控除額については記載要領が不明確(ルールの違い)
ため対処として記載しないことにしました。
なお、明確な識別が可能であれば今後改善をおこないます。
(K)月次統計
1. 統計データ作成機能を追加しました。
統計データは CSV形式とし外来分についてのみ出力できるよ
うにしました。
▲注意:入院分については今後追加をおこないます。
なお、統計データの項目については、今後追加をする可能性
がありますので、この機能に依存した統計表作成・開発においては、
その事を十分考慮してください。
基本設計とレイアウトについては、別紙(公式サイト)を参照してください。
2. 診療科別医薬品使用量統計(参考提供)について
薬価の表示を行うようにしました。
テスト患者で入力されたものは除外するようにしました。
また、院外処方分についても集計可能としました。
システム管理での設定は次のようにおこないます。
[帳票名] 診療科別医薬品使用量統計 (任意の名称)
[プログラム名] ORCBG001
[帳票パラメタ1]診療年月 YM (必須)
[帳票パラメタ2]薬剤区分 PNS1 (必須)
[帳票パラメタ3]院外区分 PNS1 (任意)
各パラメタの内容は次の通りとします。
"診療年月"には処理対象の診療年月を指定します。
"薬剤区分":0(全体)
:1(内服薬)
:2(注射薬)
:3(外用薬)
:4(歯科用薬剤)
:5(歯科用特定薬剤)
"院外区分":0または空白(院内分のみ)
:1(院外分のみ)
:2(院内・院外を合わせた全体)
3. 入院患者通算日数一覧表を再印刷画面より出力する際、
コラムリストの帳票タイトルが「入院会計未作成者一覧表」
と表示されていたので修正しました。
(L)システム管理
1. 管理番号1007「自動算定」、1008「チェック機能制御情報」
を1つの画面に統合し、また、1017「患者登録機能情報」を
追加しました。
2. 管理番号1001「医療機関基本情報」の期限変更ができるよう
に修正しました。期限を切って新しい期間を作成した場合、直前
の基本情報の内容を複写します。
また、開始年月日が[00000000]でない基本情報については削除
できるようにしました
(所在地情報、連絡先・広告情報についても削除を可能としました)。
3. 期間変更をした場合、従来は期間が重複して登録することができた
ので今回から重複できないようにしました。
(有効開始日を変更した場合など)
なお、システム管理は有効開始日により対象の期間を判定します
ので有効開始日を変更したら新規追加となります。開始日の変
更はできません。変更する場合は削除して再登録となります。
4. 期間変更のできないものとして、
「1009 患者番号構成情報」、
「1031 出力先プリンタ割り当て情報」
は期間変更しようとした場合エラーとすることにしました。
(M)点数マスタ
1. 入力コード設定で、半角数字で始まり全体が英数字の場合に
正しい入力種別で登録していなかったので修正しました
(入力種別が違うので診療行為業務で入力コードを指定して
も一覧表に表示しませんでした。診療行為からの入力CD設定
は正しく設定されています)。
(N)チェックマスタ
1. 有効期間の変更が正しく行われない不具合があったので修正
しました。
(O)その他
1. 薬剤情報提供書の氏名欄に「様」を印字するようにしました。
また、患者氏名の表示文字数が少なかったので長い場合には
文字の大きさは少し小さくなるが2段で表示するようにしました。
2. 負担金計算で岡山県地方公費『ひとり親家庭医療費』の外来
の場合のみ負担金計算を行えるよう修正しました。
3. レセプト電算データ作成処理で次の内容を修正しました。
(1) 再診料の時間外加算等で老人点数コードが考慮されてい
ませんでした。
(2) 主病名の編集を行う場合の傷病名データの記録順序が診療開始日順と
なっていませんでした。
(3) 老人一部負担金の欄に在宅総合診療以外でも記録していました。
(4) 退職医療で負担割合を健保の時にも記録していたので国保のみ記録をおこないます。
(5) その他材料(777770000) の場合に単価がセットされていませんでした。
(6) 老人保健+原爆の場合に老人レコードの老人減免区分コードに
正しい区分がセットされていませんでした。
(7) 医薬品と特定器材の記録順序に誤りがありました。
(8) 生体検査の年齢加算(新生児、乳幼児)コード、検査逓減コードの
記録順序に誤りがありました。
4. 福岡県41老人に対応しました。
システム管理の医療機関基本情報で県番号が40(福岡県)
の場合、かつ、健保の本人で41老人受給者の場合は、41老人を
レセプト請求しないようにしました
(公費欄に記載をしないということです)。
なお、健保の本人以外あるいは国保の場合で41老人受給者
の場合はレセプト請求とし公費欄に記載をおこないます。
が主な内容です。
==================================================================
マスタ更新データの提供について
特にありません。
●マスタ更新について
業務メニュー画面の「92 マスタ更新」を選択しマスタ更新管理一覧
画面より「更新(F12)」を選択すると更新処理を開始します。
更新が完了すると(「状況(F11)」を選択してください。)
「レコードver(自)」および「レコードver(ORCA)」の表示は
「R-010102-1-20031202-1」(平成15年12月4日現在)
になります。
▲注意
**************************************************************
* 1)パッケージをインストール/更新しただけでは各種マスタ
* は更新されません。必ず業務メニュー画面より「マスタ更
* 新」を行ってください。
*
* 2)操作に先立ってバックアップをとることを推奨します。
* バックアップの方法
* ktermなどから以下のコマンドを入力します。
* $ pg_dump -R orca > バックアップファイル名
**************************************************************
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「日レセ」更新パッケージの提供について
平成15年12月8日に「日レセ」更新パッケージをアップロードしました。
パッケージファイル
jma-receipt_2.0.0-1+0jma1_i386.deb (無床診療所版)
jma-receipt-hosp_2.0.0-1+0jma1_i386.deb (入院版)
をダウンロードするために
/etc/apt/sources.listのエントリに以下を追加してください。
deb ftp://ftp.orca.med.or.jp/pub/debian woody jma
パッケージ更新の方法について
# apt-get update
# apt-get dist-upgrade
で更新できます。
==================================================================
よろしくお願いします。
--
ORCA Support Center/JMARI/JMA(MN)
http://www.orca.med.or.jp/support/qa/support_form.html
T: 03-5319-4665 D-FAX: 020-4623-1358
認定事業所専用フリーダイアル: 0800-600-5506(Go Go ORCA)