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[ORCA-ANNOUNCE:00152] == 【重要:仕様変更】処置料での残量廃棄 ==



ORCAサポートセンタです。いつもお世話になっております。

■キーワード
    残量廃棄 自動算定 処置料 診療行為 

■概要
    残量廃棄の自動算定することがそぐわない医療機関向けに、
    手動指定に仕様変更を行った特別モジュールを提供します。
    日医標準レセプトソフト(以下、日レセ)に、枝分かれができる
    事になりますが、これは、最終的な統合化された仕様が確定し、
    再度一本化されるまでの間の暫定対応という位置づけになります。

■背景
    今回リリースしたパッケージ(1.0.11)で残量廃棄を処置料として
    自動発生することにしました。
    しかし、例えばネブライザを常時スタンバイ状態にしておく
    耳鼻咽喉科などの診療科の場合、最初のひとりの患者さんがミリ
    リットル以下の薬剤使用だったとしても、作り置いておいた
    残りの薬剤液が廃棄されることは通常ありえません。
    このような場合、残量廃棄を自動発生させ、しかも、残量廃棄を
    手動で削除できないのは、点数算定上好ましくありません。
    これに対し、ネブライザが常時スタンバイしていない診療科の
    場合は残量廃棄の自動算定は極めて便利な機能となります。
    両方のタイプの診療科に対してそれぞれ相応しい機能を提供する
    ために、今回は特別モジュールをご提供します。

■対象ユーザ
    残量廃棄の自動発生が相応しくない日レセ ver 1.0.11 ユーザ
    無床診療所版、および、入院版

■現象
    処置で注射薬(管、瓶)の数量を1未満で入力した場合に
    残量廃棄を自動算定するが、残量廃棄が削除できないために
    正しい点数を算定できなくなりました。

■対象ユーザの皆様にやっていただくこと
    処置料での残量廃棄の自動発生を止め、ケースによって
    残量廃棄のコードを手入力すれば全量の点数を算定する
    ようにするモジュールをインストールしてください。

   ftp.orca.med.or.jp/pub/etc/personal/woody/1.0.11
   にあります
   ORCSC40200204.so と
   ORCSC90.so
   をダウンロードして
   /usr/lib/jma-receipt/
   へコピーしてください。
   オンライン処理プログラムですので「日レセ」の再起動
   を行ってください。(コピー作業はroot権限でおこなってください)

ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。

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