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[orca-users:14177] Re: サビシイなぁ・・・・「日特」



上野社長

八木@大阪です。
お返事が遅くなり申し訳ありません。

先週に、長い時は週の半分以上過ごした高野山のアパートを引き払って
きました。四年以上自炊生活した部屋ですから、それなりの家財道具が
あり、引越センターに依頼して大阪まで運び、やっと今日(3/4)、荷物の
整理が終わりました。
昨年10月の台風の影響で南海高野線が今も一部不通で、電車・バスで片道3時間位
かかります。車で行けば早いのですが、クニャクニャ道は怖いし、時に凍結もあります。

さて、以下、またインラインでお返事させていただきます。

On Wed, 28 Feb 2018 00:51:08 +0900
ueno <t.ueno@xxxxxxxxxxxx> 様からのメールに:

> はい。
> 用意したVPNにはルータタイプとソフトウェアタイプの2種類があり、
> ルータタイプですと、オンライン請求に使えます。
> つまり国保連合にも接続できます。

僕は、ルータタイプを考えています。
国保連合にも接続できるのであれば、非常に現実的なお話になります。

> > ORCAのクラウド化は、ベンダーを通すのが必須ですか。
> 
> はい。
> 今のところ、クライアント証明書の発行と管理のためにそのようにお願いしています。

この事と以下関係が、少し分かりません。

> バックアップは、従来のオンプレミス型日レセユーザー専用のサービスになります(¥500/月)。
> トラブル時にクラウドに展開して診療を続けられるというものです(準備中)。

バックアップは、従来のオンプレミス型日レセユーザー専用のサービスとのことですが、
これは、ORCAーVPNは必要無いのですか?
自力導入のオンプレミス型日レセユーザーが、バックアップサービスを受けようとすると、
どのような手続きになるのでしょうか?
> トラブル時にクラウドに展開して診療を続けられるというものです(準備中)。
これは、とても魅力あるサービスだと思います。

> 前述のとおり、ルータタイプのVPN(月額2,000円)であれば、オンライン請求が可能です。
> すみません。公式サイトにこのあたりの説明が抜けていました。
> > 即ち、月額3000円で、レセプトや特定健診がオンライン送信できて、データを
> > クラウドにバックアップできて、それからクラウド版ORCAが使用(試用)できるなら
> > これは非常にありがたいです。
> クラウド版ORCAであればそのとおりです。
> APIを利用されていなければ1,000円も不要です。

これは、とても有り難いお話です。
当面、実務(特定健診を含めて)は自院内の環境できそうなので、クラウド版ORCAは、
主に試用ですので、ベーシックで十分です

> なお、オンライン請求のためにはルータタイプが必須となりますので
> 初期費用としてハード代(¥60,000)が必要です。

高野山のアパート代が月38000円でしたから、全然大丈夫です。

> 試用であれば、ベンダーさんにデモ環境を貸し出ししておりますので
> それを借りるという手もあるかと思います。

やはり、どうせなら、ユックリ試したいので正式の契約にしたいです。

> オンプレ版ORCAだと
> バックアップが月額500円、
> オンライン請求をするにはルータの費用(ハード代+月額2000円)が必要です。
> オンプレでオンライン請求するケースですと、ここで紹介しているウチのルータタイプ以外に、
> 下記の選択肢もあります。
> http://www.ssk.or.jp/goshitsumon/online/online_07.files/claimsys32_1.pdf
> どこの事業者も似たような価格だったと思います。

IPsec+IKEではなく、VPN-IPでやってきましたから、今後もルータタイプを選ぶ
つもりです。

> ADSLは、NTT西日本のフレッツ(IP-VPN)でしょうか?

はい。

> 後述でケーブルテレビとのことですので、ケーブルテレビ会社への
> インターネットオプションサービス?の費用は必要になると思います。

これは、3回線引いていますので、月15000円程かかっていますが、決して
高いとは考えていません。当院のライフ・ラインですから。

> > 月数千円、年間十万円程度の使用料は問題ないのではないかと思います。
> 
> ビジネスのプロの方は皆同じく、炎上してもいいからそうしろとおっしゃりますが、、
> それはできないと思っています。

もちろん、僕もその方が有り難いです。
唯、今回の「日特」のようなことが、ORCAで突然起こらなければよいのですが、
ORCAの理念(僕は、この言葉が好きです)は大切ですが、ビジネス構造的に
無理があれば、継続性という意味で少し不安があります。

> > 現在のORCAは巨大化しすぎて、全面的にクラウド化するのは困難ではないですか。
> 
> すでに全面的にクラウド化はできています。
> とはいえ、システム全体をエコにしないと維持にコストがかかりすぎるのと
> 今のままだと構造的にどうしても対応しづらい部分もあります。

僕が「 ORCAは巨大化しすぎて」と書いたのは、二つの意味があります。
一つは、上野社長のお返事にあるORCAのソフトの巨大化です。もう一つは、
ORCAのユーザー数の巨大化です。
ソフトは改良されればクラウドは可能かも知れませんが、現ユーザー全員が
クラウド化することは不可能ではないかと思います。
つまり、今回の「日特」と同じようなことは、現実的にORCAでは困難と考えます。

> 改正個人情報保護法とガイドラインでは
> 「個人データを取り扱う区域の管理」だとか「盗難等の防止」だとかいろいろ大変で、
> 厳密に守ろうとすると、
> はっきり言って、クラウドにした方が法令遵守な時代に突入しつつあります。
> 政府もクラウドファーストなどと言い出しましたし、ペンタゴンもMSのAzureだそうです。

以前、民主党政権のとき、「紙カルテの請求は何年か後にゼロにする」ような話が
あったように記憶しているのですが・・・・。でも現在は、全く、その話は消えたように
思います。

診療報酬請求のデジタル化やクラウド化は、法令遵守ではありますが、反面、診療報酬
請求が管理されることで、医者の裁量権を失う事にもなりかねないと危惧します。

> 一言で言うと、オンプレ版とクラウド版の最大の違いは、
> 何かあった場合の責任を自院でとるか、誰かのせいにできるかです。

オンプレ版とクラウド版両方に良いところも悪いところもあります。それが並列して存在
できる環境が良いと思います。
強引に、紙レセプトをデジタル化させられなくても、いずれ、すべて電算レセに
移行すると思いますし、いずれオンプレ版よりクラウド版を選ぶ会員が増えると
考えます。でも、その両方を維持することは非常にコストのかかるのではないですか。

一番は医者参加型のORCA事業であって欲しいです。それが「ORCAの理念」だと
僕は思っています。無料でオンプレ版とクラウド版両方が継続されるのであれば、
それは本当に有り難いことです。でも、現状の継続と共に将来的な事業発展のためには、
費用が必要なはずですから、有料化も仕方がないのではないかと考えました。

オンプレ版を有料化し、クラウド版を無料化するというのが僕が愚考したビジネス・プランです。
あくまで僕の個人的な考えで、ORCA-usersメンバーの皆さんのご理解やご賛同を求める
というレベルのものではありません。最近、些細な発言で炎上する場を、よく見かける
ので、・・・・・コワイです。
                           八木高秀 拝

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 八木高秀 〒595-0026  大阪府泉大津市東雲町2-13
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