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[orca-users:14167] Re: サビシイなぁ・・・・「日特」



南子安眼科の古山です。
いつも勉強させて頂いております。

ORCA自力導入+ピンチの時のみサポートセンターに電話というパターンで
使用させて頂いております。有難うございます。


>> 私どもではグーグルやフェイスブックやオンラインゲームなどと同じく、
>> 本体は無料のままで周辺で課金をさせていただく、というモデルを進めています。
>> 医見書や介護などでは患者1名分もしくは数名分の請求で先生方は元がとれる(会員と非会員で価格は別)、
>> 日レセでは単体での利用は無料で、電カル連携する時に1日あたり換算で100円程度、
>> という価格体系を基本に考えています。
>
> やはり、無料でORCAを提供するのは無理があるのではないでしょうか。
> 数年前なら、いざ知らず、現在のORCAは非常に安定していますし、サポートも
> しっかりしてくれます。
> 月数千円、年間十万円程度の使用料は問題ないのではないかと思います。
> もちろん、非会員には2-3倍支払ってもらうべきです。


八木先生の仰る様に、
ORCA自体を有料にして、
営利団体が運営するとどうなるでしょう。

ORCAは他の電子カルテの基幹として運用されているケースが多いですので、
価格を上げても乗り換えるユーザーはほとんど居ないと思います。
最初は月々数千円、徐々に価格を上げて行き、
将来的には他のレセコンと同程度以上の強気の価格にするのが
ビジネスとして最も利益率が高くなるでしょう。
でも、そのような事を皆様は望んで居ないのではないでしょうか。

ですので、ORCA自体は無料にして、
電子カルテの連携の部分で競争の原理を働かせ、
そこから利益を上げましょうという上野様のご意見なのではと思います。

私も上野様の意見に賛成です。



2018年2月27日 12:54 YAGI Takahide <thyagi@xxxxxxxxxxxxxxx>:
> 上野社長
>
> 八木@大阪です。
> (長文ですので、お暇な時に読んでください。それから水・木曜日、大阪を
> 離れますので、メールできないと思います。)
>
> インラインでお返事させていただきます。
>
> On Mon, 26 Feb 2018 03:18:48 +0900
> ueno <t.ueno@xxxxxxxxxxxx> 様からのメールに:
>
>> 保健医療科学院のソフトと使い勝手が違うという点については申し訳ありません。
>> ルーツの開発は同じメーカで兄弟ソフトの筈だったのですが・・(困
>
> 先程、試しに、当市の”成人”と”後期高齢者”の健診データを国保連合に
> 送りました。項目は「基本+詳細+追加」の組合せです。
> 蹴られなかったので、現状では問題無いと思います。
> 四月からの改定に基本的な部分を保健医療科学院が対応してくれれば
> 少し設定を変えるだけで対応できそうです。
> 社会保険の特定健診はパターンが単純なので問題無いと思います。
>
>> ご推察のとおり1個人としては賛成、
>> ORCAプロジェクトを守る立場としてはごめんなさいになります。
>> このまま「ドン!」と押されて崖から飛び出せば、
>> 今は私も含め皆で幸せになれるかもしれませんが
>> 将来のビジョンが描けない状況となります。
>> 俺たちはORCAの次世代のための再生産費用を生み出さないといけません。
>
> 将来のORCAのためと言われると、背中は押し辛いですね。
> ドンは諦めますので、その代わり、四月からの「日特」難民のために、
> 保健医療科学院の担当者に、四月改定対応しっかりやってね、と伝えて
> ください。
>
> 前後しますが、以下について先にお返事させていただきます。
>> ORCA応援団の先生方に伏してお願いがあります。
>> 支援の一つの方法として、是非クラウド化も検討していただければと思います。
>> 当方ではそのための窓口やセキュリティ対策も現在検討中です。
>
> クラウド版の契約約款をザァーと読みました。
> ここで、確認したいのですが、ORCAーVPNを通して基金と接続できるという
> ことは、同様に国保連合とも接続できるのでしょうか。
> もし、そうであれば、ORCAのクラウド化することで非常に助かる施設があります。
>
> 但し、以下は、まだキチンとORCAクラウド化についての情報を把握して
> いないので、僕の勘違いがあるかもしれません。
> あれば訂正してください。
> それから、確認事項をいくつか。
> ORCAのクラウド化は、ベンダーを通すのが必須ですか。
> スタンダード版(1000円)でクラウドに自院のデータをバックアップできますか。
> VPN月額2000円で、ORCAに接続して、基金と国保にオンライン請求
> 可能ですか。
> 即ち、月額3000円で、レセプトや特定健診がオンライン送信できて、データを
> クラウドにバックアップできて、それからクラウド版ORCAが使用(試用)できるなら
> これは非常にありがたいです。
>
> というのは、当院ではオンライン請求はADSL-VPNで接続しています。
> しかし、ADSLは2023年1月に終了します。まぁ、僕は、その頃には
> 医者をやっていないだろうから、まぁ、いいか・・・と思っていました。
> しかし、ADSLの費用に毎月2980円払っています。
>
> それなら、今まで通り、自院ORCAを使いながら、データベースを
> クラウドにバックアップし、更にクラウド版ORCAを試用できて
> 3000円なら、非常にラッキーです。
>
> 現在、僕がクラウド版に躊躇するのは、診療や請求業務で安定している現在
> の環境を変えるためには、現状の環境とクラウド版を併用して、大丈夫と確信
> できないことです。併用するために、当面実務に使わないクラウド版に
> ベンダー費用が乗ってきてしまうかもしれません。
> それと、どこまで、インターネット環境が安定しているかも心配しています。
> 当院は、ケーブルテレビの回線を使っているのですが、今までに何度か通信障害が
> 発生したこともあります。その時は、診療がお手上げになるのではないかと思います。
>
> いずれADSLから何かに乗り換えねばなりませんので、ADSL-VPNを
> 使っている施設には、クラウド版ORCAも選択枝のひとつではないでしょうか。
> でも、いずれにしても、まず、現状の環境とクラウド版との併用したいです。
>
> さて、
>
>> 日医の100%会内事業としてORCAを続ける?
>> おっしゃるとおりORCAを享受されている先生もいれば
>> まったく関係のない先生もおられます。
>
>> さまざまな理由で営利活動に縛りがあります。
>> それで会内プロジェクトであったORCAを半分外に出し、
>> しばらくは支援をいただきながら利益を出して自立・発展する、
>> という計画で、日医の機関決定をいただきました。
>> 皆さんならどういったビジネスモデルを描きますか。
>
>> 私どもではグーグルやフェイスブックやオンラインゲームなどと同じく、
>> 本体は無料のままで周辺で課金をさせていただく、というモデルを進めています。
>> 医見書や介護などでは患者1名分もしくは数名分の請求で先生方は元がとれる(会員と非会員で価格は別)、
>> 日レセでは単体での利用は無料で、電カル連携する時に1日あたり換算で100円程度、
>> という価格体系を基本に考えています。
>
> グーグルやフェイスブックやオンラインゲームなどは、診療や請求といった
> 医療施設にとって生命線の業務とは少し違うと思いますし、通信環境にも
> 違いがあるのではないでしょうか。
> やはり、無料でORCAを提供するのは無理があるのではないでしょうか。
> 数年前なら、いざ知らず、現在のORCAは非常に安定していますし、サポートも
> しっかりしてくれます。
> 月数千円、年間十万円程度の使用料は問題ないのではないかと思います。
> もちろん、非会員には2-3倍支払ってもらうべきです。
> 現在のORCAは巨大化しすぎて、全面的にクラウド化するのは困難ではないですか。
> ORCAを今まで通り無料で提供するために、 ORCAをクラウド化した施設から
> の料金をまわすというような構図になりかねないような気がします。
>
>> アプリの改良は雲の上でも今までどおり助言いただけます。
>> 日レセの場合、雲の上でも今までのCOBOL400万行をそのまま動かしています。
>> なので真の次世代へはまだ道半ばの状態ですが、雲の上に上げることでリナックス回りの問題、
>> OSリプレイスの医療機関&ベンダ双方のコスト等々を避けることができます。
>> 電カルメーカーはレセプト請求の部分でORCAエンジンを採用することによって
>> 提供価格を下げることができ、それはこれからの先生方に還元されます。
>
> 開業医は高齢化が進んでいます。若い医師の開業ばなれもしかりです。
> システムが複雑にならないことを願います。
> 以前、ORCAが開発されたとき、某レセコンメーカーは、やりたい放題の
> ことをやっていました。しかし、お金さえ払えば非常に楽だったことも
> 事実です。色々と便利になるのはありがたいのですが、システムが複雑に
> なると、それだけトラブルの発生箇所も多くなるように思います。
> 日々の業務をインターネットを介して行うのは、通信部分と院内LANの
> 管理が重要になります。
> ORCAをクラウド化するためには、まず、各医療施設で何ヶ月か現在の
> 環境とクラウド版を併用して、問題がないことを確認する必要があると思います。
>
>> にっとくの場合、オンプレ版維持の費用は今回数百万円で済むと思います。
>>  #現在の1ユーザあたり数千円から1万円になりますが
>> さらにサポートは2名体制でその維持費用はずっとかかります。
>>  #数百人のユーザとは言え、使い方以外にもインストールや
>>   システム回りの質問もそれなりにあります。
>> 無料のオンプレ版を維持すれば、クラウド版への移行が皆無に近くなり、
>> 永遠に赤字事業となります。
>
> 「日特」に関しては、使用者も少なく、受け皿もありクラウド版への移行は、
> 今しかないかもしれませんね。でも「日特」を使うために、ORCAをクラウド版に
> 移行しようと誰も思わないような気がします。
>
>> P.S.
>> 特定健診の制度?私もあまり好きではありません >八木先生
>> 介護も特定健診も制度設立を真横でみておりましたが、
>> 介護の時にくらべて実証期間もなくスタートした特定健診は雑だったという印象があります。
>> しかも財布が保険者という立て付けなので、国でも制度の仕組みを大きく変えるのは困難、
>> という状況に陥っています。
> 僕も当市の特定健診事業の立ち上げ時オンライン請求の関係で、少し関わったのですが、
> 2,3年で終わるだろうなぁ・・・と思いました。
> でも、「メタボ健診」止めようがないのですね、今となっては。
>
>                              八木高秀 拝
>
>>
>> 上野智明 拝
>>
>> --
>> 日本医師会ORCA管理機構
>> 上野 智明
>> t.ueno@xxxxxxxxxxxx
>> 03-5981-9681
>> 080-4912-6787
>> http://www.orcamo.co.jp/
>> http://www.orca.med.or.jp/
>> @orcadays
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>> ◆◆◆日本医師会ORCA管理機構 カタログサイト開設◆◆◆
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>>    カタログサイト『メディカタログ』を開設しました
>>    ⇒ http://medi-catalog.com/
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from: 古山 誠