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[orca-users:04969] 普及活動について



小澤@兵庫県伊丹市
ozawa@xxxxxxxxxxx
です。

普及活動について(県医として)
兵庫県では、今年度、9月に神戸、11月に東部(阪神地区)
西部(姫路)の計3ヶ所で、ORCA普及のためのITフェアーを
開催します。また、年1回、担当役員連絡協議会を開催し
県医としての取り組み、経過、今後の予定などを報告し
協議懇談を行っております。
日医の広報関係役員が述べておられましたが、
日医、県医、市区医の役割分担があります。
ORCA普及活動も同様です。
地元ではそれぞれの事情があると思いますので
それを考慮しながら、あせることなく広報活動を
していただいたら、と思います。
そういう中で、芦屋市医師会の松岡先生の
ご活躍は非常に参考になっています。
特にレセコンは、リースで使用されてること、
職員が既存の機種に熟練していることなどの
事情がありますので、あせることなく、無理なく、
ORCAに次第に切り替えていかれたら・・という趣旨
のことを日医も述べていました。
私は、いずれ、ORCAがレセコンのデファクトスタン
ダードになると思っています。

普及活動について(個人的に)
兵庫県はレセプト電算処理の先進県です。
ずいぶん昔に当時の兵庫県医師会長の瀬尾先生が
音頭をとられて、全国2ヶ所でパイロットスタディーを
始められました。そして、昨年でしたが(あるいは2年前?)
規制緩和され、全国でレセ電算が認められました。
基金などが意外と迅速に対応し、今後、レセ電算の
普及は加速すると考えています。特にORCAのレセ電算
対応版は大変魅力的で、個人的には(アルコールが入る
会合や分科会など・・)その利点を話し、皆、大変乗り気で
あり、機運は非常に高まっております。
ただレセ電算には危惧される意見もあります。その理由は
「いわれなき査定に悪用されるのではないか」というもの
です。これについては、医師会の毅然とした対応が
必要であることはいうまでもありません。
当方は、現在も平行運用してますが、近いうちにORCA
に切り替えレセ電算にする予定です(早ければ12月
遅くても来年1,2月)。
ところで職員の「慣れ」の問題ですが、当院の場合
約2週間で慣れてくれました。何にも文句言わず
レセ電算を心待ちにしながら平行入力しています。
そういう過程から、「これはどうしても詳しいマニュアル
が必要だな」と感じた箇所だけ、詳細なマニュアルを
作成して、伊丹市眼科医会HPに掲載している次第です。
(近々追加をいたします。)
最後の「ORCA抵抗勢力」は、職員かも知れませんので
それを少しでも緩和するためにもこのマニュアルが役立って
くれればと思っています。

ローカルルールについて
ORCA事業の成果に、
ローカルルールが集約され、あまりにも複雑な(というか、
請求書フォーマットの都道府県で異なったり
編綴ルールが異なったり)、理不尽な違いがあったり・・・
そういう状況が把握できたことが、あると思います。
このメーリングリストでも各地の事情が配信され、参考に
なりました。
それぞれ、自治体によって財政事情が異なり、福祉の
あり方が違いますので福祉医療のルールを全国統一と
いう訳にはいかないでしょうが、少なくとも請求書などの
フォームや編綴ルールぐらいは最低限統一すべきでしょう。
日医がその方向で働きかけを行っているという情報を
得ていますので、大いに期待しています。
あまりにも違いすぎるローカルルールも「ORCA抵抗勢力」
ですが、これは日医の努力、ベンダーさんのお骨折りで
次第に解決していくと思います。

日医だけではなく・・・
以前から考えていましたが・・・ORCAは歯科用にも
使えるのではないでしょうか(テーブルを装備すれば)。
日本歯科医師会にも働きかけ、歯科領域も視野にいれた
展開が必要になってくるのではないでしょうか。
そうすればますますORCAが医療の分野で活躍できる
ことになりますが・・