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[orca-users:03931] 眼科における対応の経過ご報告



小澤孝好@兵庫県医師会
です。

メール番号[3919][3920][3921][3928]について経過ご報告いたします。

屈折検査(74点)と矯正視力検査(74点)の同時算定には厳しい条件が
ついています。
①初診、
②眼鏡等処方を行った場合、
③白内障等手術後などの場合
は同時算定可能となっています。

眼科では、再診時に毎月1回は矯正視力検査を行いますが、そのために
時々屈折検査が必要なことがあります。しかしその場合、屈折検査は
請求できません。
眼鏡処方を行った場合は「矯正視力検査」ではなく「矯正視力検査
(眼鏡処方箋交付を含む)」とレセプトに記載し審査ではこれをもっ
て上記②と判断します。

ORCAでは、「矯正視力検査(眼鏡処方箋交付を含む)」(コード160082810)
しかありませんし、本来、コードはこれのみということです。
そこで試しに(眼鏡処方箋交付を含む)を削除した表現と混在させてセット
登録して利用しレセプトを印刷したところ、全例に(眼鏡処方箋交付を含む)
が印刷されないか、全例に印刷されるかのどちらかしか実行できませんでした。

そこで当県では、コメントに「眼鏡処方を行った」などの記載があれば
レセプトに「矯正視力検査」でも上記②と判断することで対応することに
なりました。これでORCAの眼科における障壁は解消されました。
日医総研の上野様に厚くお礼申し上げますとともに、他府県で眼科にORCA
を導入される場合の対応の参考になれば幸いに存じます。