[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[orca-users:01146] Re: ご教授を頂けないでしょうか?



武藤@Debianぷろじぇくとです。

At Mon, 22 Jul 2002 13:37:41 +0900,
Hiro Sato wrote:
> その時は、postgresqlを削除(apt-get remove postgresql)して、
> task-orcaを再インストールしたら、後はホームページどおりで
> 設定できたはずです。ただ、その時の手順を記録して
> いないので、うろ覚えです。再インストールよりは楽なはず
> ですので、もしもよければ自己責任でお試しください。

これで正しい解決だと思います。

> MLの過去ログを検索しても、同様の不具合はあったようですね。
> 最初にインストールされるpostgresqlが古いから?
> ひょっとしたらtask-orcaが依存関係を解決してくれて
> いないのではないかと思うのですが・・・詳細不明です。

potatoで標準で入っているPostgreSQLパッケージは6.5ベースですが、ORCAで
は独自に7ベースのものを用意していますよね。
task-orcaでできるとよいのでしょうが、これで古いものをConflictsさせて新
しいものにDependsというようにしても、

  古いのを完全削除→新しいものをインストール

というようにはいかず、

  古いのから新しいものへのバージョンアップ

と見なされることになります。これはapt/dpkgの仕様だと思ってください。
通常のバージョンアップでは設定ファイルなどを残す必要があるので、こうい
うケースはレアなのです。

本来はPostgreSQLのパッケージで対処すべき問題で、woody以降のPostgreSQL
ではその後のバージョンアップ移行は比較的良好になっているのですが、6.5
から新しいバージョンというのは自動では失敗に終わって手動での修正を要求
することが多いようです。

現在のパッケージシステムで、一度PostgreSQLをまっさらに消しておき、また
新しいのを入れる というのを1度に行うのは難しいと思います。
ORCAのpostgresqlでうまく対処してやるか、あるいはapt-get install
task-orcaを実行するのを行う前に何かスクリプトを起動してもらって余計な
古いpostgresqlがあったら捨てるようにするかなどをするのがよいでしょう
(というのはここか-devか-techで言った覚えがあるかな)。

> ちなみに、識者の方におうかがいしたいのですが。
> 依存関係の解決のために、インストールする順番って、
> 気にしなくてはいけないのでしょうか?
> apt-getの場合、必要なものは芋づる式に「自動的に」
> インストールされるものと思っているのですが。
> (task-パッケージの場合は特に)

通常は気にしなくてよいです。パッケージメンテナがちゃんとしていれば、
Pre-DependsやDependsを適切に設定しているので、あとはaptで良きにはから
ってくれるはずです。

> apt-lineをstableで書いてあった場合に、
> upgradeをすると、OSがpotatoからwoodyに
> アップグレードされてしまうそうな。

そうなりますね。

> でも、また聞くところによると、woodyが正式にリリース
> されたことで、potatoのサポートは2ヶ月くらいしたら
> 終了してしまう?という噂もあるのですが。

Debian Projectとしてはセキュリティ修正などのサポートは終了ですね。
もちろん独自にサポートをどこかで行われるというのは問題ないですが。

> そうすると、9月。orcaのwoody対応も、その時期かな。
> その時にはapt-lineをみんな書き換えないといけませんね。
> それと、その頃に、woody対応の徹底入門が出版されれば、
> 嬉しいですね。(ちょっと無理かな)

それはムリ :-)
-- 
武藤 健志@Debian/JPプロジェクト   (kmuto@xxxxxxxxxx, kmuto@xxxxxxxxxxxx)
           日本Linux協会           (kmuto@xxxxxxxxxxx)
           有限会社トップスタジオ  (kmuto@xxxxxxxxxxxxxxx)
URI: http://www.topstudio.co.jp/~kmuto/ (Debianな話題など)