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[ORCA-ANNOUNCE:04366] 日医標準レセプトソフト ミドルウェア更新
- To: "orca-announce@xxxxxxxxxxxxxx" <orca-announce@xxxxxxxxxxxxxx>
- Subject: [ORCA-ANNOUNCE:04366] 日医標準レセプトソフト ミドルウェア更新
- From: ORCAプロジェクトからのお知らせ <orca-announce@xxxxxxxxxxxxxx>
- Date: Wed, 6 Dec 2017 17:46:59 +0900
ORCAサポートセンタです。いつもお世話になっております。
日医標準レセプトソフトのミドルウェアが更新されましたので、
お知らせします。
== 日レセ Ver 5.0.0 Ubuntu xenial,trusty版
■修正内容
(1) 古いBLOBデータの削除
BLOBインポート時に登録から一定期間経過したBLOBデータを削除するようにしました。
* lifetype = 0 (BLOBデータ等) 2days
* lifetype = 1 (大容量APIデータ等) 50days
* lifetype >= 2 (明示的永続保持データ) 削除なし
(2) glclient2のランチャーにプリンタタブの追加
monsiajと同様のクライアント印刷時のプリンタ設定を行う
プリンタブを追加しました。
(W11)システム管理情報ー印刷情報設定画面で指定したプリンタ名と
それに対応する実際のプリンタを設定します。プリンタ設定に該当する
プリンタのクライアント印刷があった場合は自動で割り当てプリンタ
から印字が開始されます。プリンタ設定にないプリンタ名が指定された
場合はプレビューダイアログが表示されます。
ただしプリンタ名=defaultの設定がある場合は、そちらから印刷されます。
(3) クライアント印刷の部数指定
ランチャーのプリンタタブでクライアント印刷の部数を指定できるようにしました。
設定するプリンタ名の末尾に#部数をつけることで部数が指定できます。
最大99部まで指定できます。
例
プリンタ名"lp1"は2部とする場合 -> "lp1#2"
(4) glclient2のログへのイベント処理時間の追加
glclient2のログファイルにイベント処理時間を追加するようにしました。
以下のようなログが出力されます。
----
2017-11-27T09:46:27+0900 INFO callbacks.c:163: window:M00 widget:SELNUM event:ACTIVATE
2017-11-27T09:46:27+0900 INFO action.c:1315: ----
2017-11-27T09:46:27+0900 INFO action.c:1331: focused_window[M01]
2017-11-27T09:46:27+0900 INFO action.c:1122: close window[M00] put_type[close]
2017-11-27T09:46:27+0900 INFO action.c:1304: show window[M01] put_type[current]
2017-11-27T09:46:27+0900 INFO callbacks.c:231: [send_event] total:468ms make_event_data:17ms
rpc_total:238 server_total:199ms server_app:194ms update_screen:213ms
----
[send_event]で始まる行がイベント処理時間となります。
total
* イベント処理全体(ユーザがイベントを起こしてから次画面が表示されまで)
make_event_data
* サーバに送信するイベント情報を作成する時間
rpc_total
* サーバとの通信処理全体(サーバ処理時間と通信時間を含む)
server_total
* サーバでの処理全体(サーバ側がログ処理未対応の場合0ms)
server_app
* サーバでのアプリケーション処理時間(サーバ側がログ処理未対応の場合0ms)
update_screen
* 画面更新全体(初回画面表示の場合はサーバからの画面定義体取得時間も含む)
(5) [クラウド版のみ]PUSH通知によるクライアント印刷の印刷順の保持
PUSH通知によるクライアント印刷においてPUSH通知受信順に印刷処理が
行われるよう修正しました。
ただしネットワークプリンタ利用時に印刷コマンド実行後の通信処理等
で印刷順が変わる場合があります。
(窓口帳票など帳票のファイルサイズが大きく異なる場合に印刷コマンド
自体は受信順に実行してもその先にプリンタとのやりとりで順番が前後
する場合がある。)
■対応方法
パッケージをアップグレードして日レセを再起動してください。
実行例
コンソールを起動し以下のコマンドを実行します。
% sudo apt-get update
% sudo apt-get dist-upgrade -y
% sudo service jma-receipt restart
■パッケージ
xenial
panda-client-common_1:2.0.0+p25-u5jma1
panda-client2_1:2.0.0+p25-u5jma1
panda-dbg_1:2.0.0+p25-u5jma1
panda-dev_1:2.0.0+p25-u5jma1
panda-libs_1:2.0.0+p25-u5jma1
panda-server_1:2.0.0+p25-u5jma1
libgtkpanda2.0-0-dbg_2.0.6+p0-u5jma1
libgtkpanda2.0-0_2.0.6+p0-u5jma1
libgtkpanda2.0-dev_2.0.6+p0-u5jma1
trusty
panda-client-common_1:2.0.0+p25-u4jma1
panda-client2_1:2.0.0+p25-u4jma1
panda-dbg_1:2.0.0+p25-u4jma1
panda-dev_1:2.0.0+p25-u4jma1
panda-libs_1:2.0.0+p25-u4jma1
panda-server_1:2.0.0+p25-u4jma1
libgtkpanda2.0-0-dbg_2.0.6+p0-u4jma1
libgtkpanda2.0-0_2.0.6+p0-u4jma1
libgtkpanda2.0-dev_2.0.6+p0-u4jma1
以上です。
今後とも、よろしくお願いします。
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ORCA Support Center
TEL:03-5981-8099 D-FAX:020-4623-1358