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[ORCA-ANNOUNCE:00175] 日医標準レセプトソフト ver 1.1.1 公開
- To: orca-announce@xxxxxxxxxxxxxx
- Subject: [ORCA-ANNOUNCE:00175] 日医標準レセプトソフト ver 1.1.1 公開
- From: orca-announce@xxxxxxxxxxxxxx
- Date: Fri, 29 Aug 2003 20:57:35 +0900
ORCAサポートセンタです。いつもお世話になっております。
■概要
日医標準レセプトソフト(以下、日レセ) ver 1.1.1 公開のお知らせです。
■アップデート必須度:【推奨】
必ずしもアップデートする必要はありませんが、関係する医療機関は
アップデートすることを強く推奨します。
今回は労災の制度改定である再診料逓減の廃止に対応しています。
例えば、再診料の金額が1370円に変更になりますので、
医療機関が労災指定、非指定に関わらず、労災保険を使用している
患者様が来院されている医療機関では8月中の切り替えを推奨します。
▲注意
パッケージのアップグレード後、マスタ更新を行うこと
により対応したマスタに変更されます。
■機能面でのトピックス
・レセプト電算対応を行いましました(外来)。
▲注意:レセプト電算提出関係のドキュメントは後日発表いたします。
・入院版にCLAIMインタフェースを実装しました(200床以上も可)。
ただし可能なのは外来のオーダーのみです。
・病名登録
現行のパッケージではワープロ入力による病名が接頭語・接尾語の
関係により登録できないケースが発生しています。
これに該当するケースの場合、ユーザに判断を委ね未コード化コー
ドとして登録できるように対応しました。
該当する場合は確認メッセージを表示しOKで未コード化病名とし
て登録を行い、NOの場合は現行のパッケージのように分割されま
すが病名組み立てとして矛盾があるためにそのままでは登録できな
いようにしています。
病名欄で入力された場合で複数の病名に切れる場合でも
未コード化とすることにしました。
例えば
肝癌の術後肝炎 肝癌の術後/肝炎 となり2つの病名となりますが
医師(事務方)は肝癌の術後肝炎と付けたいと思われます。
※将来のためなるべくコード化された病名での登録をお勧めします。
・プリンタ出力先の指定
登録した職員ごとに出力先プリンタの指定が可能になります。
ただし、オンライン帳票等カスタマイズされたプログラムなどの
場合、この機能を利用するために若干の修正が必要です。
この手当をしませんと、オンライン帳票だけはデフォルトの出力先に
出力されてしまいます。
詳細に関しましては、サポート事業所もしくは、今後公開される
公式サイトの情報を参照してください。
■今回実装されなかった機能
・プレビュー機能は9月半ばに対応を予定しています。
■データベーステーブル構造の変更
・患者照会ビューを変更しました。
収納情報より参照していた保険情報を受診履歴情報より
参照するように変更しました。
本人家族区分を追加しました。
・収納ビュー2を変更しました。
処理速度が改善できるように変更しました。
・患者照会ビュー2を追加しました。
・保険者情報テーブルを変更しました。
異動関連情報として異動区分と異動年月日の項目を追加しました。
・点数付加テーブルを変更しました。
高額レセプト等に添付する資料作成のための薬剤区分を追加しました。
・レセプト電算テーブルを追加しました。
■皆様にやっていただく作業
今回、パッケージアップグレード後にマスタ更新を行う必要があります。
・点数マスタ
画像診断関係の診療種別区分の見直し
労災保険 再診料、外来管理加算の変更と期限切れ
・システム管理マスタ
病室特定入院料の設定
・保険者マスタ
国保退職者の追加
△注意
画像診断の算定で診療種別区分の見直しをおこないましたがマスタ
更新のバージョン依存のため現在、更新データを提供できない
状態です。このパッケージで画像診断料を算定して点数や
自動算定に誤りがある場合は連絡をお願いいたします。
□リソース
・apt-line /etc/apt/sources.list
ftp://ftp.orca.med.or.jp/pub/debian/ woody jma
・無床診療所版パッケージ
jma-receipt_1.1.1-1+0jma1_i386.deb
□依存関係
特にありません。
□再起動
「日レセ」パッケージを更新するとアプリケーションは自動で再起動しますが
サブプロセスが終了できずそのまま残る場合があります。
パッケージ更新後、再起動をしていただくときれいな状態でアプリケーション
が起動できます。
□テーブル構造変更の確認について
業務メニュー画面の「マスタ更新」を選択するとデータベース
の構造バージョンを確認できます。
正常にアップグレード(インストール)が完了すると
「構造ver(自)」および「構造ver(ORCA)」の表示は
「S-010101-1-20030822-1」
になります。
△注意
**************************************************************
* パッケージのアップグレードの前に
*
* 操作に先立って必ずバックアップをおこなってください。
* バックアップの方法
* kterm などから以下のコマンドを入力します。
* $ pg_dump -R orca > バックアップファイル名
*
**************************************************************
□マスタ更新データの提供
・(1) システム管理マスタ
システム管理マスタの更新データを提供しました。
入院料関係(特定入院料)
「診療所老人医療管理料(30日以内再入院)」を追加しました。
更新データレコード件数: 1件です。
・点数マスタ(診療行為マスタ)
点数マスタの更新データを提供しました。
労災保険(自賠責保険)の再診料の逓減制廃止と再診料の金額変更
に伴う変更に対応しました。
画像診療料の診断料関係の診療種別区分の見直しを行いました。
更新データレコード件数: 18件です。
・(3) 保険者マスタ
保険者マスタの更新データを提供しました。
国保退職者の保険者情報を追加しました。
更新データレコード件数:3389件です。
・マスタ更新について
業務メニュー画面の「92 マスタ更新」を選択しマスタ更新管理一覧
画面より「更新(F12)」を選択すると更新処理を開始します。
更新が完了すると(「状況(F11)」を選択してください。)
「レコードver(自)」および「レコードver(ORCA)」の表示は
「R-010101-1-20030829-3」
になります。
△注意
**************************************************************
* 1)パッケージをインストール/更新しただけでは各種マスタ
* は更新されません。必ず業務メニュー画面より「マスタ更
* 新」を行ってください。
*
* 2)操作に先立ってバックアップをとることを推奨します。
* バックアップの方法
* ktermなどから以下のコマンドを入力します。
* $ pg_dump -R orca > バックアップファイル名
**************************************************************
□「日レセ」更新パッケージ
平成15年8月29日に「日レセ」更新パッケージをアップロードしました。
パッケージファイル
jma-receipt_1.1.1-1+0jma1_i386.deb
をダウンロードするために
/etc/apt/sources.listのエントリに以下を追加してください。
deb ftp://ftp.orca.med.or.jp/pub/debian woody jma
・パッケージ更新の方法について
# apt-get update
# apt-get dist-upgrade
で更新してください。
■主な変更点
●平成15年9月1日施行の労災診療費算定基準の一部改定(再診
料の逓減制廃止)に対応しました。
(注意)パッケージのアップグレード後、マスタ更新を行うこと
により対応したマスタに変更されます。
(1)受付
・複数端末環境において他端末で受付処理をされた場合に一度
メニューに戻ってから再度当該画面を表示しないと内容が最
新にならなかったので「一覧更新」(Shift+F11 キー)を追
加しました。この機能を使用することで別画面に遷移しなくても
情報を更新できます。また、タイマー(60秒)により画面を
そのままにしていても60秒ごとに自動で最新の状態に更新
を行います。
(2)受付一覧
・受付の内容を出力が行えるようにしました。
「一覧印刷」(F4キー)を押すと確認画面を表示します。
・複数端末環境において他端末で受付処理をされた場合に一度
メニューに戻ってから再度当該画面を表示しないと内容が最
新にならなかったので「一覧更新」(F11キー)を追加し
ました。この機能を使用することで別画面に遷移しなくても情報
を更新できます。また、タイマー(60秒)により画面をその
ままにしていても60秒ごとに自動で最新の状態に更新を行
います。
・状態欄に患者情報の状態1を編集するように修正しました。
(3)患者登録
・所得者情報を入力後、他のタグ画面に遷移後、再び所得者情
報画面へ遷移し更新(低所得者1・2の)を押した場合に、
低所得者1および2の情報が正しく更新されていなかったので
修正しました。
・新患登録時、保険を家族にしても姓だけを被保険者名と世帯
主に編集してなかったので、編集するようにしました。
ただし、保険の新規の時はできていました。
・保険者情報の保険者名あるいは住所の途中に空白があった場
合、途中までしか表示しないことがあったので修正しました。
・保険者のチェックに保険者情報の異動内容のチェックを追加
しました。
保険者マスタに異動内容が登録されてあり、保険の適用期間
外になっていた場合、警告を表示するようにしました。保険および
公費ともに1つについて1回警告を表示します。
・公費の負担者番号が保険者マスタに未登録で公費種別が法別
番号チェックなしの場合、負担者番号が‘27’または‘51’
で始まるものについては、公費種別の判定を負担者番号から
行っていたので、選択された公費でチェックを行うように修
正しました。
また、保険番号が登録されていても訂正で開くと、上記の場
合エラーとなっていたので修正しました。
・新規患者番号を入力後、患者番号に氏名を入力して検索画面
へ遷移して選択せずに患者登録画面に戻った場合、患者番号
に検索の氏名が表示されたままで、そのまま患者氏名等を入
力して登録をした場合、検索の氏名で患者番号が登録された
のでエラーとするように修正しました。
併せて、患者の構成が標準構成の時、新規患者番号を手で入
力した場合、数字以外の場合でもエラーとならずに登録でき
ることがあったので、エラーとするように修正しました。
・患者番号を入力している時に、未登録受付者から受付者を選
択すると氏名のみが未登録者受付者の氏名へ変更されてしま
ったので、既に患者番号を選択している時は選択できないよ
うに修正しました。
併せて、未登録受付者が無い場合のエラーメッセージを修正
しました。
(4)照会
・保険の検索条件に本人家族を追加しました。
・公費の種類・病名・診療行為について AND条件で検索を行な
えるようにしました。
・診療行為について診療年月日の範囲を指定して検索を行なえ
るようにしました。
(これまでは診療年月の範囲でしか検索できませんでした)
・診療行為一覧選択画面を追加しました。
(5)予約
・同一予約時間帯に2件以上登録した後で、最後に登録した予
約以外の予約を取消した場合、取消後に同じ時間帯に予約の
追加ができなかったので修正しました。
(6)診療行為
・検査料について、検体検査判断料を自動発生した場合、検体
検査管理加算を自動算定するように追加しました。ただし、検体検
査管理加算(1)または(2)のみで、老人精神病棟等検体検
査管理加算(1)および(2)は手入力となります。
・検査の病理判断料が入力できなかったので入力できるように
修正しました。
・名称入力後のカーソルの移動先がおかしかったので修正しました。
・検査の重複チェックに蛋白分画とA/GおよびA/GとTPと
ALBの重複チェックを追加しました。
・画像診断で単純撮影の同時併施の場合で診断料の逓減計算に
誤りがあったので正しい点数を算定するように修正しました。
また、乳幼児加算を算定してなかったので算定するように修
正しました。
・画像診断でCTあるいはMRIの場合の乳幼児加算を2重に
行っていたので正しい点数計算を行うよう修正をしました。
・画像診断の訂正でフィルムがない時の撮影回数の判定の方法
を修正しました。
・負担金計算で主保険の負担割合より公費の負担割合が大きい
場合、正しく計算されていなかったの修正しました。
・外来分会計で収納情報(データベース内)のドクターコード
を編集していなかったので修正しました。
・内服薬の7種類以上の逓減メッセージで診療種別を宣言して
いなかった場合、(減)を2つ発生していたので1つのみに
するよう修正をしました。
・画像診断で、透視診断料を自動発生した時にフィルムが使用
しなかった時など撮影料コードに撮影回数を入力しても、診
断料の算定回数として反映されなかったので修正しました。
併せて、時間外加算の判定に診察料に時間外区分を入力した
場合も時間外加算を算定済みとの判定を行うようにしました。
(手入力の場合、老人等は時間外算定とならない)
・画像診断の訂正・DOにおいて、撮影回数の表示が登録時と
違っていたので登録時の回数となるよう修正をしました。ただし、
今回の修正でフラグを設定しているので以前のプログラムに
より登録した行為については正しい回数とならない場合があ
ります。
例.X01001 頭部
170001910 単純撮影
170000410 単純撮影(イ)の診断料
F01001 2 半切
登録後、展開すると、
170001910 2 単純撮影 となるが、修正後は、
170001910 単純撮影 となります。
・診療行為のセット登録で画像診断を登録した場合、フィルム
の枚数から撮影回数を決定していた場合、撮影回数を数量と
していたので、診療行為で展開後、フィルムの枚数を修正し
ても撮影回数に反映されなかったので、反映するように修正
しました。
ただし、今回の修正でフィルムからの撮影回数を登録しないよ
うに修正したので、以前に登録したものについては前のまま
の状態となります。登録済みの画像診断について撮影回数を削除
してフィルムから撮影回数を編集するようにして、再度、登
録しなおしをしてください。
・労災・自賠責保険の場合で、外来管理加算が削除できなかっ
たので、システム管理の外来管理加算チェック区分が「2
自動発生なし」の場合、削除できるように修正しました。ただし、
削除しても外来管理加算の読み替え算定ができる場合は自動
発生することとします。
・受付業務で受付の診療科が複数あった時、最初の診療科を対
象としていたので選択した受付の診療科を表示するようにし
ました。
・電話再診を入力した場合、同日再診の時、同日電話再診へ自
動変換しなかったのでするように修正しました。ただし、変更後に
診療科を変更したら同日再診料を算定することとなるので注
意してください。
・検診等の入力でダミー診察料を指定した場合、他の診察料が
入力できてしまっていたので入力できないように修正しました。
・小児科外来診療料を算定している時、診療行為の院内・院外
ボタンで切り替えた場合、時間外加算が削除されることがあ
ったので削除しないように修正しました。
・1剤の明細数を最大30明細までとしていたが50明細まで
としました。
(7)病名登録
・主傷病、副傷病の「無期限延期」に対応しました。
これに伴い主病名のチェック(警告)の仕様を変更しました。
後述するシステム管理の項での説明における設定によりチェ
ック動作が切り替わります。
「0」の場合チェックはかかりません。
「1」または「2」の場合これまでと同様にチェックを行います。
ただし、病名が1つのみの場合は主病名の指定がなくてもチ
ェックはかかりません。
・ある病名に対し「疑いフラグ」あるいは「疾患区分」の編集
を行い登録を行った後、その病名を選択し編集欄に呼び出し
た場合に「疑いフラグ」または「疾患区分」を自動で編集しな
いようにしていたので病名コードの変更がない限り再編集を
しないように修正しました。
・自院病名の入力コード登録前に入力コードのチェックを行う
ように修正しました。
・接頭語+入力コードで入力されたときの病名欄の表示が分離
しなかったので修正しました。また、接頭語のみで登録ができて
しまうので登録できないようにチェックを追加しました。
例:ZZZ2006+入力CDのとき
右入力CD病名 → 右/入力CD病名
・病名からコードを検索したときに、検索したコードの疾患区
分あるいは疑いフラグの編集が行われなかったので、行うよ
うに修正しました。
・ワープロ入力による病名が接頭語・接尾語の関係により登録
できないためこれに該当するケースの場合、未コード化コー
ドとして登録できるように対応しました。
(8)会計照会
・カルテ3号紙を出力できるようにしました。
会計照会で選択中の診療年月、診療科(全体)を対象として
編集を行い出力を行います。様式は外来ですが、入院が選択されて
いる場合は入院も同じ様式で出力します。ただし、入院の場合、
負担金の欄は仮のものであるので参考程度にとどめられたい。
また、保険情報は該当の診療年月内で使用された保険を編集
します。
・入院と外来の変更について入院が当月にあった場合、入院を
初期表示にしていたが、入院あるいは外来のみでなかった場
合、現在表示中の入外区分を対象とするように修正しました。
・1日生まれ以外の患者の場合で誕生月を診療年月へ入力した
時にエラーとなるので誕生月も入力できるように修正しました。
・撮影回数や往診時間など、薬剤・器材以外の数量を表示して
なかったので、今回の修正で診療行為で数量入力有無を診療
行為テーブルに表示したものから表示するようにしました。
・チェック画面に当月の剤点数合計と労災・自賠責の円請求額、
自費の合計金額を表示するようにしました。
対象の診療月(画面に追加した診療年月)の全科の内容を集
計します。労災・自賠責の円が診療行為画面では点数に加算さ
れている為、チェック画面で正しい点数を表示できるように
しました。
(9)データチェック
・院外処方入力分の薬剤についてもチェック可能としました。
・薬剤と病名チェックを一患者についてエラー分を全てチェッ
ク可能としました。
・自費保険で登録された患者についてチェックを対象外とでき
るようにしました。
(10)レセプト
・主傷病、副傷病の「無期限延期」に対応しました。
これに伴い傷病名欄の編集の仕様を変更しました。
後述するシステム管理の項での説明における設定により編集
方法が切り替わります。
「0」の場合は主傷病と副傷病の切り分けを行わない。
「1」の場合は主傷病と副傷病の切り分けを行い間に区切り
線を挿入します。
「2」の場合は主傷病と副傷病の切り分けを行い間に区切り
線を挿入しません。
・負担金計算の見直しをしました。
保険番号マスタの「レセプト負担金額」の設定が
「10円未満四捨五入しない」になっている、かつ、上限額
のある公費の場合、かつ、複数回の受診で上限額に達する時、
レセプトの負担金額欄が正しく記載されていなかったので正
しく記載されるように修正しました。
・負担金計算の見直しをしました。
船員保険(職務上)および共済組合等の下船3月についてのレ
セプトの食事欄の標準負担金額の編集を行わないように修正
しました。
・システム管理の管理コード5000の「医療機関情報−入院
基本」が複数設定されていた場合、個別レセプト作成時に、
食事、未実施減算の内容が正しく記載されていなかったので
修正しました。
・労災および自賠責レセプトの救急医療管理加算の自動記載のコ
メントの文言を”発症 月 日”から”算定 月 日”に修
正しました。
・当該診療年月途中で乳幼児でなくなった場合、あるいは幼児
でなくなった場合に各年齢加算の回数と再診の回数が異なる
場合に○○月○○日まで乳幼児(幼児)のコメントを記載す
るようにしました。
・剤点数(特定器材あるいは薬剤)が0点のときは表示しない
ように修正しました。
・カスタマイズ項目がOCR部分に反映されていなかったので
修正しました。
・治験(保険番号900〜969)のとき請求管理の請求フラ
グを「0:請求しない」で登録するように修正しました。
・生活保護の受給者番号一括入力で適用開始日が月末日の場合
に対象外となっていたので修正しました。
・包括項目検査のまとめでレセプト処理が中断される場合があ
ったので修正しました。
・レセプト印刷画面にレセプト種別毎の患者数とレセプト枚数
を印刷できるようにしました。
「件数印刷」(F4キー)をクリックするとプリンタから出
力できます。
・一定以上所得者(2割)である高齢者+地方公費の場合で、
在総診算定時の”療養の給付−保険−負担金額欄”の記載を
老人2割の金額(上限有り)になるよう修正しました。
・愛媛県地方公費(福祉医療)のレセプト記載の対応をしました。
国保分レセプト(ただし、保険番号マスタの設定による)の
場合、福祉医療を使用して受診した日を摘要欄に記載するよ
うにしました。(外来・入院共)
記載例
*福祉 3日、7日、15日
(11)請求管理
・患者番号欄に患者氏名より氏名検索を行えるように修正しました。
(12)総括表・公費請求書
・社保および国保診療報酬請求書で特定疾患負担有り(051)、
と特定疾患負担無し(091)の集計を合わせて一つにする
ように修正しました。
・社保集計表(参考提供)の集計で入院分の点数が外来分に計
上されていたので修正をしました。
・処理結果画面の処理経過を自動更新するようにしました。
5秒毎にタイマーにより処理結果画面を更新します。
・レセプト電算システムのCSVデータ作成機能を追加しました。
今までは「42 明細書」の「レセプト印刷画面」に作成ボ
タンがあったがこちらの業務へ移動しました。
作成する方法
(1)システム管理の管理番号2005レセプト印刷情報設
定で「社保レセ電出力区分」を「1 CSV」また「
国保レセ電出力区分」を「1 CSV」にします。
「レセ電データ出力先」にCSVデータを出力するデ
ィレクトリを指定します。
(例)/home/orca/ (初期値)
(2)「42 明細書」でレセプトの一括処理を行う
(3)「44 総括表・公費請求書」で項目の指定を行い
「社保レセ電」(F6キー)あるいは「国保レセ電」
(F7キー)を押します。
(4)指定したディレクトリにRECEIPTC.UKEというファイル
が作成されています。
注意)社保分も国保分も同じファイル名で作成するの
で必ずどちらかの処理を行ったら退避するかフ
ァイル名の変更をしておく必要があります。
ファイルはEUCではなくShift-JISコードで作成
されています。
(13)日次統計
・パラメータの項目数を最大8つまで指定できるよう修正しました。
・パラメータの属性を必須入力項目か任意入力項目か指定でき
るように修正をしました。
必須入力項目には赤の"*" を、任意入力の項目には青の"*"
を入力領域の右側に表示します。
これらはシステム管理マスタで設定が必要です。
・処理開始ボタン押下時に表示される確認ダイアログに、印刷
データの作成のみ行うボタンを追加しました。
(14)月次統計
・カルテ3号紙の一括出力プログラムを提供しました。
カルテ3号紙の一括出力を行う準備
[91 マスタ登録] → [101 システム管理マスタ]
で3002の統計帳票出力情報(月次)から区分コードの空
き番号を入力していただき以下の内容を登録してください。
帳票名(任意) :カルテ3号紙一括出力(外来)
プログラム名 :ORCBZ002
帳票パラメタ1(左・右):診療開始年月 YM
帳票パラメタ2(左・右):診療終了年月 YM
帳票パラメタ3(左・右):診療科 PSN2
以上の登録が終了したら、[52 月次統計]よりパラメタ
を指定して処理を行います。
・パラメータの項目数を最大8つまで指定できるよう修正しました。
・パラメータの属性を必須入力項目か任意入力項目か指定でき
るように修正をしました。
必須入力項目には赤の"*" を、任意入力の項目には青の"*"
を入力領域の右側に表示します。
これらはシステム管理マスタで設定が必要です。
・処理開始ボタン押下時に表示される確認ダイアログに、印刷
データの作成のみ行うボタンを追加しました。
・会計カード(外来)を作成しました。
(将来的には会計照会の画面より出力できるようにも検討中)
システム管理の登録内容について
(W01) システム管理情報設定画面
管理コード [3002 統計帳票出力情報(月次)]を選択する
区分コードには3桁の任意の数字を入力指定する
(W10) システム管理情報−統計帳票出力情報画面
[帳票名] 会計カ−ド(外来)
[プログラム名] ORCBG007
[帳票パラメタ1]診療年月 YM (必須)
[帳票パラメタ2]患者番号 PTNUM (任意)
(注)必須/任意の選択は今回新たに画面に追加した項目
です
上記の設定を行ったのち、業務メニューの[52 月次統計]を
選択すると、区分コードに指定した番号で会計カ−ドの処理
が選択できるようになります。
パラメータ“診療年月”には処理対象の診療年月を指定します。
パラメータ“患者番号”は任意で指定可能な項目であるから
患者番号を入力すると該当患者の会計カードのみを出力します。
患者番号が未入力の場合は“診療年月”に指定した月の受診
患者全員の会計カードを作成します。
・空き患者番号一覧を印刷できるようにしました。
ただし、自由構成の数字タイプと標準構成の場合のみです。
プログラム名 ORCBZ001
パラメタ 開始患者番号 PTNUM 20桁 … 任意
終了患者番号 PTNUM 20桁 … 任意
開始患者番号、終了患者番号が無い場合、ゼロから現在の使
用最大連番までの空き患者番号すべての印刷を行います。
(15)システム管理
・管理コード「1031 出力先プリンタ割り当て情報」を改
善しました。
標準設定とオペレータ毎の出力先を設定できるようにしました。
オペレータIDを各部署の各端末とみなして運用設計を行え
ば職員の移動時間の短縮および業務の効率が図れます。
・主傷病、副傷病の「無期限延期」に対応しました。
管理コード「2005 レセプト・総括印刷情報」
項目「傷病名編集区分」の3つ目で設定を行います。
「0 主病名の編集を行わない」
「1 主病名の編集を行う(区切り有)」
「2 主病名の編集を行う(区切り無)」
注意)デフォルトは主病名の編集を行わないとします。
・管理番号1031の出力先プリンタ割り当て情報画面の帳票
名を10明細から20明細へと変更しました。
・管理番号(3001および3002)統計帳票出力情報画面で
次の2点について修正を行いました。
(1) パラメータの項目数を最大3つから8つまで指定できる
ようにしました。
(2) パラメータの属性を必須入力項目か任意入力項目か指定
できるようにしました。
(16)点数マスタ
・すべての画面を一括入力が可能なように修正しました。
併せて、ユーザーマスタとして登録できるコメント画面に新
規の場合、初期値を表示するようにしました。
・自院コードの期限切れについて、置換えができる画面を追加
しました。「期限切置換」(F7キー)により画面を表示します。
1.入力した有効終了日で有効期限切れとなり、自院コード
が登録されている点数マスタが一覧として表示されます。
2.対象の診療コードを選択後、検索を押下すると、旧名称
の頭から10文字で検索を行います。対象がない時は空白で一
覧表を表示するので検索コードを対象の名称に変更して検
索し直すことができます。
3.旧コードの入力コードがそのまま入力コード欄へ表示さ
れるので、新しいコードに付けたい入力コードを残して登
録します。入力コードを削除した場合、旧コードからの削除
はされないので、そのまま入力コードとして残ります。
4.登録を押下するとDBを更新するので、登録後の画面表
示に時間がかかることがある。フリーズと勘違いをする可
能性があるので注意してください。
※この機能追加は参考提供です。
・点数マスタ更新画面のマスタ検索一覧画面で入力コードから
検索を行った場合、システム日に期限外のマスタについては
空白で表示していたので表示しないように修正しました。
・点数マスタリストの印刷を行なう際に、印刷データのみ作成
することを選択できるようにしました。
・点数マスタリストに自費項目の指定も行えるようにしました。
(17)チェックマスタ
・チェックマスタ一覧表を画面から全件印刷した場合、オンラ
イン帳票処理形態になっているので件数が多いと印刷できな
いことがあったので、バッチ印刷用のプログラムを新規に作
成しました。
ただし月次統計業務から処理を行えるようにするための臨時対
応です。
プログラム名 ORCBHXLST
パラメタ チェック区分 KBN 1桁 … 必須
開始コード KBN 9桁
終了コード KBN 9桁
◎チェック区分は、「1」から「5」とします
開始コード、終了コードの指定が無い時は全件とします
開始コード、終了コードは登録されていないコードでも
可とします
終了コードの指定が無い時、開始コードとします
・チェックマスタ更新業務画面で適用コード設定画面の名称に
削除済みをチェックマスタの有効年月日外の点数マスタに対
して表示していたが、有効終了日に有効外の点数マスタに対
して表示するように修正しました。
(18)保険者マスタ
・異動内容、異動年月日の項目を追加しました。
併せて、一括入力ができるように修正しました。
(19)その他
・CLAIMインターフェイスに外来診療料(200床以上対
応)を追加しました。
以上、よろしくお願いいたします。
--
ORCA Support Center/JMARI/JMA(MN)
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