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[ORCA-ANNOUNCE:00091] 薬剤一部負担金の算定漏れ調査プログラムについて



上野@日医総研です

いつもお世話になっております。

先日、日医標準レセプトのver 1.0.1 をリリースいたしました。
このパッケージに、薬剤一部負担金の算定漏れ調査プログラムを
含めましたのでご報告いたします。

■ 背景
 ver1.0.0で薬剤一部負担金が算定されないと言う不具合があり、
 これは修正しましたが、既に算定漏れとなっている受診済み
 患者を調査する必要がありました。

■ 現象
 寝たきり老人(65歳から69歳までの患者で老人保健を
 持っている患者)、および、70歳以上の患者で診療行為入力を行い、
 「次の」患者で診療行為入力を行った場合、その患者でのみ薬剤一部
 負担金が算定されないという不具合が報告されました。

■ 対象
 日医標準レセプトソフト(以下、「日レセ」) ver 1.0.0 のみ

■ 対応
 先般リリースした日レセ ver1.0.1 にて薬剤一部負担金の算定漏れ
 の可能性のある患者を抽出するプログラムを提供いたしました。

■ 薬剤一部負担金の算定漏れ調査プログラムについて
 算定漏れの可能性のある患者を抽出し一覧表を作成する
 処理プログラムを提供致します。

 調査用モジュールのセットアップ
 以下のサイトを参照して頂くと統計情報出力情報(日次)の設定方法が
 http://www.orca.med.or.jp/use/manual/setup/setup-3001.html
 参照していただけるので
 区分コードには未使用の番号を設定した後、
 帳票名に「薬剤負担調査」(任意)
 プログラム名に「ORCBDXXX」(必須、半角大文字)を
 設定登録してください。
 ※帳票パラメタについては不要です。

■ 対処方法
 日次統計(メニュー番号51)の画面から処理していただけると
 「薬剤一部負担算定もれリスト」が印刷されます。
 一覧表を出力するプリンタはシステム管理マスタの管理コード
 「1031 出力先プリンタ割り当て情報」の「各種統計表」に設定してある
 プリンタ名より出力されます。
 一覧表には患者番号・患者氏名・伝票番号・伝票発行日が印刷されます。

■ 後処理(ユーザ対処)について
 一覧表にあがった患者については薬剤一部負担金が算定されていなければ
 ならない可能性がある患者の請求内容です。
 一覧表に従って診療行為の訂正入力、または収納の再計算により
 薬剤一部負担金を再算定(計算)してください。
 
■ 該当患者について
 対象は 日レセ ver 1.0.0 以降で薬剤一部負担金を算定すべき患者で
 薬剤一部負担金を算定していない患者の一覧を印刷するようにして
 ていますが、一部の患者については投薬点数が少なく薬剤一部負担金
 が算定不要だった場合についても印刷されてしまうことがあります。
 ご了承ください。
 調査対象期間は調査プログラム内で ver 1.0.0 のリリ−ス日で
 ある12月10日からとしているので、ver 1.0.0 を導入された日が
 12月10日より後になる場合は導入日以降の伝票発行日の患者について
 確認及び訂正してください。
 注意事項ですが診療日(受診日)が12月10日以降ではなく伝票発行日
 が12月10日ですのでお間違えのないようにお願いします。

 たいへんご迷惑をおかけしますことを深くお詫びいたします。
 今後ともご協力のほどよろしくお願いします。

// Tomoaki Ueno(JMARI) //