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[ORCA-ANNOUNCE:00061] 日医標準レセプトソフト Unstable 版 (0.9.37-1) 改正対応(レセプト編)ご提供アナウンス
- To: <orca-announce@xxxxxxxxxxxxxx>
- Subject: [ORCA-ANNOUNCE:00061] 日医標準レセプトソフト Unstable 版 (0.9.37-1) 改正対応(レセプト編)ご提供アナウンス
- From: orca-announce@xxxxxxxxxxxxxx
- Date: Sat, 19 Oct 2002 03:12:54 +0900
ORCAサポートセンタです。
平成10月改正対応の日医標準レセプトソフト 0.9.37-1(potato版)を
提供します。
10月改正の帳票(レセプト)に対応しました。
Woody 版パッケージならびにpotato版からwoody版への
アップグレード方法は検証作業の遅れのため来週半ば頃に
なる予定です。
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(要注意)
データベーステーブル構造の変更
・レセプト管理テーブル(TBL_RECEKANRI)
入外区分(NYUGAIKBN) の項目を追加しました。
処理区分(SYOKBN)の項目を追加しました。
1:一括作成
2:個別作成
診療年月が0の場合処理区分に2をセットします。
診療年月が0でない場合処理区分に1をセットします。
・レセプト明細テーブル(TBL_RECEPRT)
入外区分(NYUGAIKBN) の項目を追加しました。
帳票ID(FORMID)の項目を追加しました。
・請求管理テーブル(TBL_SEIKYU)
在総診区分(ZAITAKU) の項目を追加しました。
継続区分(CONTKBN) の項目を追加しました。
補助区分(HOJOKBN) の項目を追加しました。
・帳票データテーブル(TBL_PRTDATA)
サイト区分(SITEKBN) の項目を追加しました。
・患者照会用ビュー(VIEW_Q001)
保険組合せテーブルの変更にともないビューを再作成しました。
(制限事項)
(1)高齢者の船員保険については患者登録から見直しを行う
必要があるため請求書への計上も未対応となっています。
(2)診療開始日などの日付の表示が若干ずれることがあります。
**************************************************************
* パッケージのアップグレードの前に *
* *
* 作業を行う前にはバックアップをとることを推奨します。 *
* バックアップの方法 *
* kterm などから以下のコマンドを入力します。 *
* $ pg_dump -R orca > バックアップファイル名 *
* *
**************************************************************
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今回提供パッケージにおける修正内容について
■平成14年10月健康保険法の改正対応
改正対応の内容については
「平成14年10月診療報酬改定対応(レセプト編)」の資料を
参考にしてください。
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(1)受付
・未確認の保険及び公費欄に記号番号あるいは受給者番号を表
示するようにした。
(2)患者登録
・公費負担者番号の検証エラーの時、性別エラーが表示されるこ
とがあったので正しいエラーメッセージを表示するようにした。
・カルテ発行区分の選択エラーの時”警告!郵便番号がありま
せん”を表示していたので正しいエラーメッセージを表示す
るようにした。
・負担者番号が保険者マスタに登録されていない時自動発生す
る公費の種類を法別番号から決定するが同じ番号で2件以上
存在する時に公費番号の最大の番号を編集していたが最小の
番号を編集するようにした。
・船員保険の時補助区分(高齢者割合)の表示とチェックが間
違っていたので修正した。船員本人で補助区分が選択してあ
る時老人保健ありとした。
・主保険と老人保健の保険組合せの時老人保健の割合を優先す
るようにした。(主保険が1割で老人保健が2割の時は2割
とする。)
保険組合せの負担割合が低所得者の場合に主保険の負担割合
をセットしていたので老人保健の負担割合をセットするよう
にした。
・老人保健を平成14年10月より前の適用開始日を10月以
降に入力しても入力できなかったので修正して。
・周辺地域一覧で短縮住所名称が8文字以上の時表示されなか
ったので全角文字8文字まで表示するようにした。
(3)予約
・予約時間が8時以前か22時以降の場合入力した予約時間が
すべて8時あるいは22時になっていたので入力された時間
で登録するようにした。
(4)診療行為
・コンピュータ断層診断料、核医学判断料、画像診断管理加算
を施設基準の届出に応じて登録時に自動発生するようにした。
(a) X線撮影料を算定した時
(点数マスタの診療種別が721のもの)
画像診断管理加算1(170025210)を自動算定
する。
(b) 核医学診断料を算定した時
(点数マスタの検査等実施判断グループ区分が31のもの)
核医学診断(170015310)を自動算定する。ま
た、核医学診断を算定できた時、画像診断管理加算2(核
医学)(170025610)又は画像診断管理加算1
(核医学)(170025410)を自動算定する。
(c) コンピュータ断層診断料を算定した時
(点数マスタの検査等実施判断グループ区分が32のもの)
コンピュータ断層診断(170015410)を自動算
定する。また、コンピュータ断層診断を算定できた時、
画像診断管理加算2(コンピュータ断層診断)(170
025710)又は画像診断管理加算1(コンピュータ
断層診断)(170025510)を自動算定する。
・各撮影方法を指定した遠隔画像診断管理加算が入力されてい
る時はそれぞれの画像診断管理加算の自動発生は行わない。
但し、共通の遠隔画像診断管理加算1(170024910)
又は遠隔画像診断管理加算2(170025010)を入力
した時にはすべての画像診断管理加算の自動発生を行わない。
・CT、MRIの同一部位を月2回以上算定した時に1回目を
訂正で呼び出すと上限回数エラーとなっていたのでエラーと
ならないようにした。
・薬剤情報提供書で中途終了時に出力する時、薬剤のみの診療
種別区分(.213、.223、.233)の時表示されな
い薬剤があったのですべて表示するようにした。
・薬剤情報提供書に7種類以上の逓減コードが表示されていた
ので表示しないようにした。
・加算マスタのチェックを会計画面全体にわたりチェックを行
っていたが、診察料(診療区分が11又は12)以外は剤単
位のチェックに変更した。
・労災、自賠責で自動発生する労災加算について労災加算を行
わない場合「労災加算なし(099509901)」を労災
加算コードに置き換えるようにした。労災加算なしコードを
入力した場合労災加算を行わないが削除すると再度四肢区分
の割合で労災加算を算定するようになる。
(注意)労災加算なしコードはマスタ更新により登録可能。
・労災、自賠責で電話再診の時に医保のコードを算定していた
ので電話再診を算定できないようにした。
・小児科外来診療料を算定する時、同日再診の時間外加算が算定
できなかったので時間外加算を単独で入力できるようにした。
入力方法は最初の行に「.130(指導料)」を入力した後
小児科外来診診療料(再診時休日)加算 〜 小児科外来診療
料(再診時時間外特例医療機関)加算を入力する。再診時の
加算のみ算定できるので注意されたい。
・老人(70歳以上)で船員保険の場合で老人以外の補助区分
が選択されている時老人保健なしとエラーにしていたのでエ
ラーにしないようにした。
・セット登録でフリーコメント等名称入力で半角チェックと半
角空白の全角空白への自動変更を行っていなかったので行う
ようにした。併せて診療行為・セット登録で半角エラーとな
った時変更を行わず再度他の項目でEnterキーを押した
時エラーの対象とならなくなっていたのでエラーとするよう
にした。
・在宅料を処方せんに表示するため診療種別区分を追加した。
.148 在宅薬剤(院外処方)
.149 在宅材料(院外処方)
この診療種別区分を指定して入力された内容のみを処方せん
に表示を行う。但し処方せんの発行指示で「2:院内処方発
行」を選択した場合には表示を行う。
.148及び.149の診療種別区分は入力内容のチェック
を行っていないので薬剤又は材料でも入力が行える。
・75歳到達月に老人保健が入力されていない時警告を表示す
るようにした。
・外来管理加算のチェックメッセージの表示有無をシステム管
理で設定できるようにした。
システム管理マスタ
管理コード:1008 チェック機能制御情報
0:チェックなし
1:チェックあり(初期値)
チェックありの時は今までどおり登録時に“外来管理加算は
算定できません。削除します”の確認メッセージが表示され
る。チェックなしの時は外来管理加算が算定できない行為を
入力した時点で外来管理加算を削除する。また外来管理加算
が算定できない行為を削除した時点で外来管理加算の自動発
生を行う。
・訂正で薬剤情報提供料が表示されなかったので表示するよう
にした。自動発生分でも薬剤情報提供料が月に2回以上算定
している時は既に算定回数がオーバーして自動発生ができな
いので訂正でも表示するようにした。月に1回しか算定して
ない時は自動発生ができるので訂正時に表示はしないことに
する。
・セットで作成したフリーコメントの名称が登録を押した時に
最初の1文字が消えることがあったので消えないようにした。
・老人の判定を平成14年10月から老人保健が選択されてい
ない且つ75歳未満の時一般としていたが生年月日が昭和7
年9月30日以前の時は70歳以上で老人と判定するように
した。
・悪性腫瘍治療管理料を算定した時に自動発生される腫瘍マー
カー検査名が訂正の時に表示されなかったので表示するよう
にした。
・慢性疼痛疾患管理料を算定した時4回目以降の再診料を74
点に変更後診療選択画面へ遷移して確定を押すと再診料を算
定し直すが変換メッセージが表示されなかったので表示する
ようにした。
(5)点数マスタ
・各名称に半角文字の空白を入力した時エラーとならなかった
ので半角文字の空白は自動で全角文字の空白に置き換えるよ
うにした。
が主な内容です。
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マスタ更新データの提供について
(1)点数マスタ
システム予約マスタを追加した。
099509901 労災加算なし)。
診療行為マスタの訂正をした。
・胸部固定帯加算を算定履歴に登録するようにした。
(2)システム管理マスタ
レセプト種別を変更及び追加した。
管理コード:2003 区分コード:001〜251
施設基準の名称を変更した。
155 : 24時間連携体制加算(2)→(3)
寝たきり老人総合在宅診療→寝たきり老人在宅総合診療
●マスタ更新について
業務メニュー画面の「マスタ更新」を実行すると更新データをダウン
ロードしてマスタの更新を行う。
(処理時間の目安:マシンのスペックにもよりますがダウンロードが
終了してから約10分かかりました。
CPU Pentium III 768MHz MEM 256MB)
**************************************************************
* 注意 *
* *
* 1)パッケージをインストール/更新しただけでは点数マスタ *
* は更新されません。必ず業務メニュー画面より「マスタ更 *
* 新」を行ってください。 *
* *
* 2)処理を行うまえにはバックアップをとることを推奨します。*
* バックアップの方法 *
* ktermなどから以下のコマンドを入力します。 *
* $ pg_dump -R orca > バックアップファイル名 *
* *
**************************************************************
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ORCA 更新パッケージの提供について
10月18日にORCAの更新パッケージをアップロードしました。
パッケージファイル
orca_0.9.37-1_i386.deb
unstable からのダウンロードとなりますので
/etc/apt/sources.listのエントリに以下を追加してください。
deb ftp://ftp.orca.med.or.jp/pub/packages/debian unstable/orca main
パッケージ更新の方法について
# apt-get update
# apt-get dist-upgrade
で更新できます。
パッケージ更新処理の途中で以下のメッセージが表示された場合について
orca (0.9.37-1) を設定しています ...
設定ファイル'/etc/init.d/monitor'
==> あなたがスクリプトによって設定ファイルが作成されています。
==> パッケージメンテナが提供するパッケージにもこのファイルが存在します。
どうしますか?以下の選択肢があります:
Y か I : パッケージメンテナのバージョンをインストールする
N か O : 現在インストールされている自分のバージョンを残す
D : 両バージョンの差異を表示する
Z : この処理をバックグランドにし、状況を確認する
デフォルトでは現在使っている自分のバージョンを残します。
*** monitor (Y/I/N/O/D/Z) [デフォルト=N] ? Y
**************************
* "Y" を入力して置き換えるようにしてください。 *
**************************
(注意)
ORCAパッケージを更新するとアプリケーションは自動で再起動しますが
サブプロセスが終了できずそのまま残る不具合があります。
更新後、再起動をしていただくときれいな状態でアプリケーションが起動できます。
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以上、よろしくお願いします。