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[ORCA-ANNOUNCE:00015] 日医標準レセプトソフト Unstable(0.9.11-1) 版パッケージのご提供アナウンス



/// 日医標準レセプトソフト 
      Unstable(0.9.11-1)版パッケージのご提供アナウンス ///

 お世話になっております、ORCAサポートセンターです。
日医標準レセプトソフト Unstable版パッケージのご提供アナウンスをさせて
頂きます。

レセプト記載の主な部分について改訂対応を行いました。
最終的な対応は26日(金)を予定しています。
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今回の更新パッケージによる修正内容について

(1)診療行為
 ・自費分としての入力で、数量・回数の入力を可能とした。その場合の金額
は、点数マ
 スタの金額×数量を四捨五入したものに回数をかけた値を1明細毎に表示す
る。また、
 ユーザー登録コードで作成した自費コードで金額を入力するものについては、
回数入力
 は1回のみとする。(回数を掛けた金額を入力する)併せて、診療行為確認画
面で自費
 分の表示方法を変更した。数量と回数を表示を追加した。
 ・セット登録一覧表を印刷する機能を追加した。セット登録画面で「一覧印
刷」(PF
 9キー)を押すと、登録されているすべてのセット内容を印刷する。マスタの
日付は診
 療年月日(診療行為画面での設定)とし、有効期限切の点数マスタについて
は、リスト
 の行の左に‘消’を表示した。また、投薬で数量がゼロ表示されているものが
あるが読
 み込み時に1に置換えているので問題はない。
 ・生活習慣病指導管理料のまるめ処理とチェックを追加した。当月算定してい
る場合は
 、処方せん料をを自動発生しないようにした。院外・院内ボタン切り替えで院
外←→院
 外の切り替えを行うようにした。但し、入力時にはチェック、自動切り替えは
行わない
 こととする。
 ・フリーコメントをセット登録した場合、診療行為で展開するとコメント開始
位置が名
 称の2桁目となり、コメント内容の修正を行った時、全角入力エラーが発生し
ていたの
 で、エラーとならないように1桁目から表示するようにした。
 ・再診料算定回数で、初診料算定以降の受診は1回目からカウントするように
した。ま
 た、15歳未満の患者で15歳の誕生月にあたる場合は、誕生日より前に1回
でも受診
 があった場合にかぎり当該月は15歳未満の扱いとする。外来管理加算も同様
とする。
 ・再診料から初診料への自動変換を入力された場合、すでに当月診療において
初診料と
 併用算定できないものを算定済み時、エラーとならずに初診料が自動表示され
なかった
 ので、エラーメッセージを表示して自動変換を行わないようにした。
 ・特定薬剤治療管理料の初回算定年月コメントの自動発生について修正した。
初回算定
 年月を診療年月以前に変更した場合、入力した日付でなく診療日で算定履歴を
作成して
 いたので、入力された年月の1日で登録するようにした。但し、日付のチェッ
クは診療
 日以降であるかのみとしている。また、特定薬剤治療管理料を算定していない
時のみに
 適用される。
(2)点数マスタ
 ・点数マスタ更新画面(診療行為)で、外来管理加算に「2:外来管理加算」
を追加し
 た。
 ・点数マスタの「入力コードリスト」を出力できるようにした。「出力形式指
定」で
 「入力コード点数マスター一覧」を指定する。
(3)カルテ・処方せん
 ・院外処方せんの数量表示が小数のみの時、‘.5’となっていたので、
‘0.5’と
 表示するようにした。
 ・院外処方せんに(免)の表示をするようにした。診療区分が在宅で注射薬以
外の医薬
 品の投薬時と、生活習慣病指導管理料などを当月算定している時に表示を行
う。
 ・カルテ、処方せんの保険記号・番号が10文字しか編集していなかったの
で、16文
 字編集するようにした。
(4)受付
 ・受付で現在の予約、受付状況一覧で、削除をしたため0件になった場合、前
の内容が
 残っていたのでクリアするようにした。また、未確認保険公費一覧も同様にク
リアする
 ようにした。
(5)病名登録
 ・病名登録画面で複数の病名に対して主病名フラグのセットを可能とした。
 ・病名登録画面で登録(更新)時に主病名が無い場合は警告メッセージを表示
するよう
 にした。
 ・自院病名登録の病名コード欄で“//”で病名検索画面に遷移するようにし
た。
(6)マスターリスト
 ・ポストスクリプトプリンターで印刷した場合、白紙ページが印刷されていた
ので修正
 した。
(7)レセプト
 ・処方せんの診療コード変更による修正をした。
 ・再診料と外来管理加算の診療コード変更による点数欄及び摘要欄の表示方法
変更を行
 った。
 ・205円以下の薬剤についても全て印刷するように修正した。
 ・病名欄の主病名と副病名の間に区切り線を表示するようにした。
 ・その他(診療区分80)の摘要欄印刷順を入力順に変更した。
 ・剤に入力されたコメントの摘要欄印字位置を修正した。
 ・保険の記号について半角アルファベットが入力されたとき、全角に変換して
印刷する
 ように修正した。
 ・レセプトの一括作成時にテスト患者は印刷しないようにした。個別作成によ
るレセプ
 ト作成のみ印刷まで行えるようにし、総括表などへの集計対象とはしないよう
に修正し
 た。
(8)その他
 ・パッケージ及びマスタ更新から使用するwgetについてパッシブモードで処理
を行うよ
 うにした。
・今回のパッケージで、患者労災保険テーブルを追加した。県単請求書用のBD
ファイルを
 作成されている場合は、テーブルの追加が必要である。
 【テーブル名:TBL_PTRSIINF】

以上が主な内容です。

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マスタ更新データの提供について

(1)点数マスタ(ORCAパッケージバージョン0.9.10-1以降)
   ・医薬品マスタの更新データを準備した。
    4月15日に厚生労働省より後発品の訂正が発表された内容で変更を
    行う。

   ・診療行為マスタの更新データを準備した。
    薬剤情報提供料が月1回しか入力できないのを訂正する。


 ●マスタ更新について
  業務メニュー画面の「マスタ更新」を実行すると更新データをダウンロー
  ドしてマスターの更新を行う。
  (処理時間の目安:マシンのスペックにもよりますがダウンロードが終了
   してから約 5分かかりました。CPU Pentium III 768MHz MEM 256MB)

   **************************************************************
      * 注意
      *
   *  処理を行うまえにはバックアップをとることを推奨します。
      *    バックアップの方法
   *   ktermなどから以下のコマンドを入力します。
      *    $ pg_dump -R orca > バックアップファイル名
      *
   **************************************************************

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ORCA 更新パッケージの提供について

パッケージファイル
orca_0.9.11-1_i386.deb
unstable からのダウンロードとなりますので
/etc/apt/sources.listのエントリを
ご確認下さい。

なお、パッケージの更新は wget に依存しております。
wget の有無を確認するには以下のコマンドを使います。
# dpkg -l wget
==省略==
||/ 名前
+++-=================
ii  wget
と表示されれば問題ありませんがそうでなければ
# apt-get install wget
でアップグレードの前にインストールを行ってください。

■パッケージ更新の方法について
# apt-get update
# apt-get dist-upgrade
で更新できます。

パッケージ更新処理の途中で以下のメッセージが表示された場合について

orca (0.9.11-1) を設定しています ...

設定ファイル'/etc/init.d/monitor'
 ==> あなたかスクリプトによって設定ファイルが作成されています。
 ==> パッケージメンテナが提供するパッケージにもこのファイルが存在しま
す。
    どうしますか?以下の選択肢があります:
     Y か I  : パッケージメンテナのバージョンをインストールする
     N か O  : 現在インストールされている自分のバージョンを残す
       D     : 両バージョンの差異を表示する
       Z     : この処理をバックグランドにし、状況を確認する
 デフォルトでは現在使っている自分のバージョンを残します。
*** monitor (Y/I/N/O/D/Z) [デフォルト=N] ? Y

**************************
* "Y" を入力して置き換えるようにしてください。 *
**************************


(注意)
ORCAパッケージを更新するとアプリケーションは自動で再起動しますが
サブプロセスが終了できずそのまま残る不具合があります。
更新後、再起動をしていただくときれいな状態でアプリケーションが起動できま
す。

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その他

・データベーステーブル構造の変更について

以下のテーブルについて構造変更を行いました。

(1)収納テーブル(TBL_SYUNOU)
   労災保険用円建て項目の追加した。
   ビュー(VIEW)が再作成されます。
(2)受診履歴テーブル(TBL_JYURRK)
   保険区分(医保/労災/自賠責/歯科)を追加した。
(3)患者労災保険テーブル(TBL_PTRSIINF)
   新設テーブルを追加した。


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ORCAサポートセンター
E-Mail:support@xxxxxxxxxxxxxx
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