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[ORCA-ANNOUNCE:00002] 日医標準レセプトソフト unstable 版 (0.9.06-1) パッケージのご提供アナウンス



/// 日医標準レセプトソフト 
      Unstable(0.9.06-1)版パッケージのご提供アナウンス ///

お世話になっております、ORCAサポートセンターです。
日医標準レセプトソフト Unstable版パッケージのご提供アナウンスをさ
せて頂きます。

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### 注意事項 ###

 Unstable版ORCA(0.9.03-1)よりアップグレードの場合には、
 付帯作業(orcaup-20020223.tar.gz)後にdist-upgradeとなります。

 Unstable版ORCA(0.9.02-1)以前のバージョンよりアップグレード
 される場合につきましては、アナウンスされました順番にて付帯
 作業を(〜orcaup-20020223.tar.gz)ファイルまで行った後に、
 dist-upgradeとなります。

 先にdist-upgradeを行いますとインストールが途中で中断されて
 しまいますのでご注意下さい。

 新規インストール、Unstable版ORCA(0.9.05-1)よりアップグレード
 の場合につきましては、付帯作業はございません。

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*** 今回のパッケージによる修正内容について ***

(1)診療行為
・寝たきり老人訪問診察料等の在宅料を算定する場合、初診料に初診算定日を
 入力して再診料へ変更した場合、算定できなかったので修正した。
・診療行為の剤分離で在宅料の場合、用法が入力できなかったのでその剤に薬
 剤か器材が入力されている時に限り、用法の入力ができるようにした。
・老人慢性疾患外来総合診療料の丸め算定が、院外処方の場合にできなかった
 ので修正した。
・在宅自己注射指導管理料について、院内の場合あるいは院外の場合を自動振
 替えできるようにした。但し、院外・院内ボタン(CTRL+F2キー) で変更され
 た時のみ振り替えを行う。入力時には変換は行わない。
・各診療行為検索一覧画面で、セット以外で入力コードに表示名がセットされ
 ていた場合、その名称を表示していたので、セット以外の時は表示名を表示
 しないようにした。
・外用薬で使用量と回数を入力した場合、確認画面と行為入力画面を往復した
 場合、数量が増加してしまうので修正した。外用薬で回数を入力した場合、
 数量×回数を数量と振り替え、回数は1回に変更して登録を行う。
・特定薬剤治療管理料の自動算定とチェックを追加した。第4月目以降に特定
 薬剤治療管理料の500点を入力した場合、警告メッセージを表示する。
 (4月目以降の自動振り替えは入力方法を検討中です)
・薬剤一部負担金における薬剤の種類数の数え方に誤りがあったので、修正し
 た。

(2)処方せん
・処方せんに在宅薬剤、在宅器材を印刷できるようにした。在宅料の場合は、
 回数は出力しないようにした。「院外処方せんを1:発行あり」とすれば印
 刷される。また用法だけでなくコメントも処方せんへ印刷するようにした。

(3)会計照会
・レセプトコメントの例文の一覧表示が昇順になっていなかったので、昇順で
 表示するようにした。
・会計照会で剤変更をした場合、同一内容の剤が既に存在していた時に別剤で
 登録していたので、同一の剤がある時は会計照会の回数変更で修正するよう
 にメッセージを表示するようにした。

(4)予約
・予約画面でドクター名の一覧が編集されない場合があったので編集するよう
 にした。
・予約登録で過去の予約日で登録を行う場合、警告メッセージを表示するよう
 にした。メッセージ表示後、登録ボタンを押すと登録できる。

(5)受付
・受付登録画面へ印刷ボタン(SHIFT+B12キー)を追加した。カルテ・処方せ
 んを発行ありの状態にして印刷ボタンを押すと、受付登録は行わず印刷のみ
 を行う。

(6)レセプト
・レセプト管理ファイル(RECE07〜)を索引ファイルからDBへ変更し
 た。
・同一のレセプト種別のとき件数がおかしくなることがあったので修正した。
・レセプトコメントの改行コードの処理に誤りがあったので正しく編集するよ
 うにした。
・レセプト出力において枚数が多い場合に処理が止まることがあるので出力機
 能を改善した。(開発側では1300枚の印刷でもメモリの使用量が増加し
 ない事を確認している)
・診療行為入力で薬剤等の剤に入力したフリーコメントが印刷できなかったの
 で修正した。
・レセプト電算処理による提出データ作成機能を追加した(参考提供です)。
 ただし、このバージョンで作成したデータは完全にテストが終了していない
 ので実際の請求データとして提出することはできません。処理を行うと
 /var/tmp/以下のディレクトリにデータを作成します。
 ファイル名 固定長形式はRECEIPTJ.UKE
       可変長(CSV形式)はRECEIPTC.UKE

(7)データチェック(レセプトチェック)
・データチェックについては、保険情報の入力漏れ、病名の入力漏れ及び、診
 療行為の併算定についてのチェックを行っています。薬剤と病名のチェック
 、薬剤の禁忌チェック等は今後、実装する予定です。

以上が主な修正内容になります。

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 ※(お詫び)
   今回のパッケージにおきましてレセプトの印刷方法を修正した関係によ
   り過去に作成したレセプトの再印刷ができなくなります。
   つきましては過去のレセプトを再印刷したい場合は、再度作成処理を行
   って頂きますよう、よろしくお願いします。

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今回のパッケージに対する付帯作業について

(注意)この作業は必ずORCAパッケージ(0.9.03-1)以前のバージョンより
        更新を行う場合に行ってください。

付帯作業の内容
(1)病名マスタに特定疾患等の区分を追加したので入れ替えを行います。
(2)DB管理情報テーブルを追加します。
(3)マスタ更新で点数マスターの医薬品情報を追加修正しますので
      バックアップをとります。

付帯作業の処理

  (1) 一括作業を行うファイルをダウンロードします。

      ftp.orca.med.or.jp/pub/etc/orcaup-20020223.tar.gz

      ダウンロードの場所は/home/orca/にしてください。

 ※FTPサイトへanonymousログインしますと、/pub/etcがございません
  ので、dev.orca.med.or.jpサイトへのログイン時に使用しますID
  :パスワードにてログインしてください。

  (2) orcaユーザーでログインします。

  (3) ダウンロードしたtarボールを解凍します。

      $ tar xvfz orcaup-20020223.tar.gz

      orcaup-20020223 というディレクトリができます。

  (4) 処理スクリプトを実行します。

      $ cd orcaup-20020223

      $ ./orcaupdate_20020223.sh

    (処理の様子)

mes-> 病名マスタを再作成します
mes-> > 病名マスタをダンプします(/home/orca/byomei_20020223.out)
mes-> > 病名マスタを再作成します
mes-> 病名マスタを再作成しました

mes-> DB管理情報を作成します
mes-> DB管理情報を作成しました

mes-> 点数マスタをダンプします(/home/orca/tensu_20020223.out)

mes-> 点数付加情報をダンプします(/home/orca/tensuplus_20020223.out)

mes-> 処理はすべて終了しました

  (5) 再びプロンプトが表示されたら処理は終了です。

以上です。

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   ORCA 更新パッケージの提供について

パッケージファイル
orca_0.9.06-1_i386.deb
unstableからのダウンロードとなりますので
/etc/apt/sources.listのエントリを
ご確認下さい。

なお、今回のパッケージもwgetに依存しております。
# dpkg -l wget
==省略==
||/ 名前
+++-=================
ii  wget
と表示されれば問題ありませんがそうでなければ
# apt-get install wget
でアップグレードの前にインストールを行ってください。

パッケージ更新の方法について
# apt-get update
# apt-get dist-upgrade
で更新できます。

パッケージ更新処理の途中で以下のメッセージが表示された場合について

orca (0.9.06-1) を設定しています ...

設定ファイル'/etc/init.d/monitor'
 ==> あなたかスクリプトによって設定ファイルが作成されています。
 ==> パッケージメンテナが提供するパッケージにもこのファイルが存在します。
    どうしますか?以下の選択肢があります:
     Y か I  : パッケージメンテナのバージョンをインストールする
     N か O  : 現在インストールされている自分のバージョンを残す
       D     : 両バージョンの差異を表示する
       Z     : この処理をバックグランドにし、状況を確認する
 デフォルトでは現在使っている自分のバージョンを残します。
*** monitor (Y/I/N/O/D/Z) [デフォルト=N] ? Y

**************************
* "Y" を入力して置き換えるようにしてください。 *
**************************

(注意)
 ORCAパッケージをインストールするとアプリケーションは自動で再起動しま
 すがサブプロセスが終了できずそのまま残る不具合があります。
 インストール後、再起動をしていただくときれいな状態でアプリケーション
 が起動できます。

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ORCAサポートセンター
E-Mail:support@xxxxxxxxxxxxxx
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