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[orca-users:13597] Re: 月次統計「向精神薬投与患者一覧」について



田村@広島です。

月次統計「向精神薬投与患者一覧」を試してみたところ、向精神薬多剤投与の報告に対応できそうだと思いました。

抗不安薬は(抗)、睡眠薬は(睡)、抗精神病薬は(精)、抗うつ薬は(う)との表示にて、各患者毎、処方(せん)毎に集計される様です。
抗不安薬と睡眠薬とは、きちんと別集計でカウントされていました。
多剤投与にあたると、その処方(せん)毎に<多剤投与>と表示されます。
最終ページ最下部に多剤投与にあたる患者総数が一行で示されます。

「向精神薬の成分毎の」という表現も、一般名が同じものは一つで数えるとの読み替えで問題なく集計されている様です。
・用量が違う同一銘柄薬剤の混合処方(ソラナックス0.4mgとソラナックス0.8mgなど)
・パキシルCR錠と通常のパキシル錠の混合処方
・同一一般名薬剤での先発品、後発品)の混合処方(ソラナックス0.4mgとカームダン0.4mgなど)
など、これらは全て「1」でカウントされていました。

なお、成分といってもベゲタミンは(睡)にカウントされます(コントミン入りの合剤だから(精)、とはなりません)。
Li、VPA、CBZについては集計にあがってきません(抗うつ薬として集計されてしまうことはないようです)。

確かめた事は以上ですが、集計をプレビュー時に帳票データが途中のページまでしか表示されないことがありました。
これは「再印刷」からの再度プレビューをすることで解決しました。環境はubuntu10.04の4.7.0です。



> 舞鶴 清水と申します。
> 
> 月次統計「向精神薬投与患者一覧」が機能追加になったようです。
> 日医総研によると、「銘柄毎の種類数ではなく、向精神薬の成分毎の件数で集計」
> する仕組みになっているとのことです。
> 
> 9月の厚生局への向精神薬多剤投与に係る報告にそなえ、この機能について業者から確認してもらったところ、バグもあり7月末に修正パッチを提供するとのことです。
> 
> ただ、先の成分ごとの集計という仕組みが、向精神薬多剤投与に係る報告にたえる仕組みになっているのか疑問に思ったりしています。
> 
> どなたか検証されておられますか。ご教示いただければ幸いです。
> 清水義正