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[orca-users:11456] Re: debian が立ち上がりません



長野県飯田市の丸山です。

On Sat, 08 Aug 2009 12:10:40 +0900, Yoshio Kuroiwa wrote:
> 黒岩@高知です。
> 
>> 整合が取れないと、ひどい場合は起動不能になります。
>> 元に戻したり、USB device(FDなど)を取り外して起動すれば
>> 良いのですが...
> 
> 接触不良でこれが起こったときは USB device を外しても起動できなくて困りま
> した。シングルユーザモードでなら起動できますが vi ですら使えない。

そういうこともあるのですね。接触不良ではケーブルの接続見直しや、ケーブル交
換で
なおればよいが、マザーボード側などな直せないところだと、どうにもなりません
ね。

viも起動できないならちゃんとSinge Modeでも起動していないのでしょう。roでマ
ウントの
ままかroでもマウントできず、RAM Diskのシステムのままなのでしょう。
sigle Modeでは、/sbin,/bin,/usrなどはマウントして、パスもちゃんと絶対パス指
定
しないと起動できないでしょうし、echoなど基本的なコマンドしか使えないことが
あるので、
あらかじめ、どこに何があり、どうマウントするのか調べておく必要があります
が、
CUIで、基本的なことしかできないので間違いやすいでしょう。

Linuxの起動processは最初RAM Diskから起動し、HDDをro(read Only)でmountして
fsckを行った後、fsckにパスしたらrwにマウントしなおします。
(fsckはアンマウントまたはroでやらないと危険です)
ext3の場合は、通常のオーバーヘッドがあるかわりに、DBのように書込みlogを取っ
て
いるのでfsckが速いのです。
なおSingle modeでのfsckの実行ももちゃんと整合したDriveになっていないと
やるのべきではないですね。とくにext3の場合。

* いづれにしろ自力(問題の起きているPC)で作業するよりも、他のPCに接続して
PC
* (マザーボード)、ケーブル、HDDのどれがわるいか障害を切り分けた方が良いで
しょう。

できるだけ、HDDの接続は最初に認識されるマザーボードのS-ATAインターフェース
(番号の若いインターフェース)にOSなどを接続しておくべきですね。

ダミーでもよいから、なにか接続しておかないとドライブ名が変わってしまうこと
があり
ますね。SCSI系(USB,S-ATA,IEEE-1394を含む)は最初にも使ったものがSDAなどA
になるのでかえって固定のIDEより不便です。

HDDをPartitionをコピーしてBackupを行ったものを付け替えるとき注意すべきで
しょう。
fstab,(e2label、)grubの整合性はKNOPPIXのCDやDVDでで確認してから行うべき
でしょう。
実際にHPの格安サーバの場合USB FDとS-ATAなので、このような問題に遭遇しまし
た。

S-ATAの光学Driveはsgx(xはa方始まる文字)だったと思います。
SCSIの光学Driveは昔scda?などでした。最近はSCSIの光学Driveはほとんど入手
できないとおもいます(メリットがほとんどない割に高価)

そしてBIOSの設定も変えないことが重要でしょう。BIOSの設定によってLinuxの
ドライブ名が変わることがあるかもしれません。
起動時に接続するUSBも注意する必要がありますね。とくにUSB FDそれからUDB HDD,
Menry,光学ドライブも要注意です。

リムーバルMendiaはあとから接続すればよいのですが、起動用のUSB FDや光学Drive
などだとそうもいかず、PCや接続によりどう認識されているかわからないので
dmesgコマンドや/etc/log/messageや/etc/log/mdmesgを見る必要があるので
FDもLegacyのFDDの方が便利です。

> 
>> しかし、IDEのHDDは最近入手困難になってきているので、そうもいかず
>> 困っています。とくに大容量のHDDはS-ATAのほうが容量が大きく、
>> 価格が安く、入手が用意です。
>> 
>> 今のうちにIDEのHDDは購入して、ストックしておいた方が良いかも
>> しれません...
> 
> で、ストックしてあるのですが、マザーボードが故障して変更しようとしても最
> 早やIDEのHDDに対応できるマザーボードが中古でしか手に入りません(最近のマ
> ザーボードにはIDEのコネクターは1個しかありませんのでCD-ROMに使うとケー
> ブルが届かなかったりします。やっかいです)。
> 

私はやむ追えない場合はS-ATA IDE変換ケーブルを使っています。
たとえばS-ATAのないマザーボードでS-ATA HDDを一時的に使ったりする場合。
(HDDの診断や、物理format,Partitonのコピーや操作等をする場合等)
今後こういうケースが増えるでしょう。

HDDの診断や、物理formatは132GB以上のHDDやS-ATの場合は各HDDメーカーのツール
を
使うべきでしょうが、132GB以下のIDEのHDDの場合HDDの診断は
Ontrack Data Avisor4.05J(英語版はマウス認識できないときや動作が遅いので不
可)
物理formatはPowerMaxを使っていました。物理format後再度Dの診断をして問題なけ
れば
とりあえずHDDは使える)
マザーボードとドライブどちらがS-ATAかIDEによって、インターフェースのオスメ
スが違い、
取り付けることのできる場所もちがうのでよく選んで購入する必要があります。

さらに、S-ATAケーブルは抜けやすいのも困ったものです。

電源延長ケーブルや、電源二股ケーブル、電源S-ATA変換ケーブルや、IDE,A-ATAの
ケーブルや代替HDD,FDD、光学Drive、IDE-USB変換インターフェース等は、いろいろ
と
日頃から用意しでおく必要があります。
スペースに余裕があれば長いものであれば間違いなく使えます。

日中で近くにパソコンのパーツを販売してるところがあれば良いのですが、深夜で
あれな
入手が困難で、障害の切り分けもできず、原因がたとえ分かっても翌日にならない
と
作業ができなくなってしまいます。

やはりORCAなど直接仕事に影響するものは、代替えパーツばかりでなく稼働確認済
みの
代替えサーバを用意し、coldスタンバイしておき、障害の内容によっては、すぐ、
まるごとレプレースし、問題のあるPCはじっくり時間をかけて直すのが良いと思い
ます。

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