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[orca-users:11321] Re: とてもくだらない考えで申し訳ないです



丸山です。

長文引用になってすみません。

On Sat, 20 Jun 2009 19:14:46 +0900 (JST), w0000river@xxxxxxxxxxx wrote:
> orca userのMLということで、初心者が立ち入りやすいMLだと思うのですが、実態
> はかなりマニアックすぎて、近寄りがたいのかもしれません。
> オンライン請求が始まるので、自力でorcaを導入したいという人も増えるので
> しょうが、そいった人のためのガイドからはかけ離れていますね。
> 簡単にorcaを導入したいという人が一番多いと思うのですが、あえて難しいこと
> を勧められると混乱します。Linuxはすべての機種にインストールできるものでも
> ないわけですし、あえてインストールしにくい機種にLennyをインストールするや
> り方を教えられても困ると思います。Orcaに対応していないのですから、それを
> 工夫してこうやれば入るみたいな話は、難しすぎます。
> マニアックなMLとOrcaの基本機能に関するMLを分ける必要はあるかな、と感じて
> います。

そうですね。
Hardwareの選定などに関するML、ORCA等のInstallに関するML,初心者向けML(for 
Buginners、基本文献紹介紹介等を含む)、Ubunts,Lennyへの実験的な試行の議論を
するML、システム運用(データ移行、OSのUpdate,Backup等)などに関するMLが
あっても良いと思います。
ORCA認定業者の評判等というMLがあったら業者は大変でしょうが、業者の質がよく
なる
のではないでしょうか?

> 
> 
> so yuzawa <orca68k@xxxxxxxxx> wrote:
> 
> 言葉が足りませんでしたね。バージョンを指定しなければならないという事はわ
> かっております。
> 4.3を指定したsoureces.listを用意してやったつもりだったのに、4.4が入ってし
> まい、ちょっと悩んだり
> しましたという事です。

このため [ORCA-ANNOUNCE:01571] 日レセ◆4.4.0のapt-lineについてが
提出されたのですね。

> 
> 丸山様の言われる事は理解できますが、ちゃんとインストール手順に従ってやっ
> たつもりなのに、ケアレス
> ミスで旨くいかない事もあります。(Debianの知識とは関係ない部分でのケアレ
> スミスです)勿論「徹底入門」
> は持っておりますが、正直なところOSが前のものであり、現在はあまり役に立
> つとは感じません。確かに、
> 関連書籍の中では、一番良くできた本なのは確かです。(potato版から持ってま
> す)しかし、Sargeの当時と
> 比べてもインストールそのものは簡単になっております。カーネルコンパイルし
> ようとする訳ではなく、単に
> 運用するだけなら「完全なる理解」は求められていないと思います。

OSSではこのようなことはつきものですね。
現在のシステムと文献とはかなり、相違ができるのが常なので、たえず、現在の
システムではどうなのかと意識してチェックしながら、使わないと非常に危険です
ね。
ある問題に対してGoogleで検索して対処法の載っているサイトがたとえ見つかって
も
その問題の解決法はわかっても背後にある、基本的な知識がないと使いこなせない
と
思います。

やはりまとまった知識を得るにはその限界を知った上で解説書を読むのが遅いよう
で
一番近道リだと思います。(有効性と限界は裏腹の関係)

それと現在では毎月出る雑誌では日経Linuxは必読ですね。
今月号もUbuntsで最新Graphics DriverやRAIDを使う等などDebianやVMware等
参考になる記事も多々載っています。

> データーベースのデータをいじらなけれ
> ばシーラカンス本も不要ですし。そもそも理解できないからこそ、特別な運用を
> しないわけですが・・・・
> Sargeの頃のようにX-Windowからインストールを手動でしなければならない
> 時代とは違います。

そういう定番の解説書はあるということは知っておくべきですが、知る人ぞ知る
で、きちっとした、紹介がされているところはあまりありませんね。
いづれにしろ、なにか問題が発生したときは、このような原点的なところに立ち返
る
必要がある場合もあると思います。

> せいぜい、
> バックップやレストア・cronのスクリプトの一部を書ければよい程度だと思
> います。それにaptやdpkgを使う
> 必要も今はなく、パッケージのマネージャーをX−windowから使えば良い訳
> で(そもそもaptitudeを使うのは、
> ORCA関連パッケージのインストールくらいな物でしょう)そのほうが安全なのは
> ご存知の通りです。

そうですね。私が、DebianやUbuntsでもrootやX-Windowsのloginを有効にし
システムを管理するのは、その方が間違いが少ないからです。
viやコマンドラインの達人ならそれで良いですが、凡人にはGUIの方がはるかに
間違いが少なく、簡単なことが多いからです。
コマンドラインのほうが便利な場合もありますし、Xを設定しなければならない
時はviを使うしかありません。
First User Swituchが使えぬ一般ユーザのXの端末上だけで、sudoではとても
ではないが面倒です。
必要なとき以外はXを起動しないでおくとか、システム設定がおわったら、Xを削除
する
とか、VNCでだけXを使う等いろいろやりようはあると思います。
『危険なのでsudoで使うことをお奨めします』などというのは、時代遅れではない
でしょうか?

その逆のこともあって、GUIは便利ですがその背後で、どの設定ファイルをどう変更
して
いるかを知っていないとニッチもサッチもいかないことがあります。
GUIのアプリは複雑なのでバグの入るよりも多いし、遅いし、いろいろ問題が出る場
合も
多いと思います。apt-getならlogが取れるのにSynapticでは背後で何をやっている
のか
わからないので私は使う気になりません。

> 
> 医療費削減の折、ORCAの導入を考えている方は少なくないでしょう。そんな
> 中で、カーネルコンパイルの
> 方法まで「最低必要」と言うのでは、あまりにレベルが高すぎます。また、そこ
> までは必要もない人もいて
> 徹底入門の内容を完璧に理解する必要は無いと思います。必要な所だけ読めばよ
> いと思います。

そうですね。こんなことも場合によってやる必要のあることがあるのだ位でよいと
思います。

> ましてや、公式サポートのないOSへのインストールは必要もありません。
> 

あくまで自己責任ですね。

でも私がちょっと使った限りでは、Ubuntsは相当Debianより使いやすいと
思いました。Updateも速いし,リリース時期もはっきり開いており、サポート期間の
はっきりしたバージョンもあるのはOSとして一番必要なことが一番しっかり行われ
て
いるDistributionだと思います。

UbuntsはあまりにGUIに依存しすぎているとことは気持ちが悪いですが、日常の
使用や管理では十分GUIでできることが多いと思います。

> やっとインストールが成功しましたが、やはり問題は帳票で「特定の順番でイン
> ストールをしないと何故か
> 一部の帳票が印刷できない」という物でした。この順番をみつけるのが大変でし
> た。この順番をみつける
> のにcobolの勉強が必要だとは思いません。本当に帳票には泣かされております。

やはりある程度のところは日医のサポートや業者に任せるか自力でOpenCOBOLを
触るのかどちらかでしょう。外部あるいは外部でサポート人員を必要とする時期に
来ているのではないでしょうか?
自力でオリジナル帳票が作成できれば、いろいろ便利なこともできると思います。
外部業者に開発依頼すれば、開発のコントロールはできませんが最大公約数的な
帳票は開発費が少なくてできると思います。

OSSはいつまでたっても発展途上で、間違っていたらごめんなさいの世界ですので
実験的なシステムと、実際に稼働しているシステムとは分け、十分検証検証してか
ら
実際に稼働しているシステムに適用しないと痛い目に合いますね。

問題が出たらすぐにorca-user等に報告して、できるだけ早い時期に直してもらった
り
同じ、失敗者を増やさないというのも必要だと思います。
OSSを使うものはモルモットという覚悟と準備ががないと非常に危険ですね。

先日書いたように、Acronis DiskDirectorなどでParitititionのコピーをとり
問題が発生したら、直ちに以前のシステムでも稼働できるようにしておけば、かな
りの
トラブルに対処できると思います。

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