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[orca-users:05952] Re: ORCA本稼働直前の質問



黒田先生、林先生、ORCAサポートセンタ(OSC)の永島です。
いつもお世話になっております。
お返事が遅れまして済みません(ここ一週間、ドキドキする
事象がいくつも発生しまして、対応に追われておりました)。

> > ある日突然ベンダーさん経由でないとORCAを運用できないという
> > ようなことになっては困るのですが。 いかがでしょうか。

そのようなことは決してありません。
サポート事業所に全てお任せするという選択も、完全に自力で導入・運用する
という選択もいつでもどなたにでも可能です。
また、これらを自在に組み合わせた選択もありえます。

> 私が本格運用に踏み切れない(らない)理由もまさにそこにあります。
> いままで OSC から受けた説明を私なりに理解したものをまとめると
> 以下のようになります(サポートセンターさま、間違っていたら訂正して
> 下さいね)。

はい、ご指名のようですのでコメントさせていただきます。

> 1: OSC は有償契約業務としてサポート業者のサポートを行う。
> 2: OSC は可能な限り無償で会員・非会員の差別なく善意の第3者
> としてユーザーのサポートを行う。
> 3: 日医総研とユーザーの関係はオープンソース・フリーウェアの原則
> に基づき無保証、自己責任、自己負担である。

■日医総研(OSC)として、上記の1〜3はおおむね正しいと思います。
ただ、「フリーウェア」ではなく、「フリーソフトウェア」という
表記の方が個人的には好きです。

> 一方、日医(駒込のあれという表現と同じものだと思いますが)役員
> (あれを代表する意見か個人的なものかはっきりしません)の中には
> 1: 本格運用は素人には無理だから、餅は餅屋に任せたほうが良い。
> 2: オルカの成功はサポート業者の育成にかかっている。
> 2: 餅代は業務内容を考えれば S社、F社の半分くらいは当然。
> 4: 会員の個人運用は必ずしも否定しない、誤解のないように。
> 5: しかし OSC の業務が多忙になれば、何らかの選別を行うことは
> 将来有りうる。

■上記の項目1〜5に関しましてはコメントを控えさせてください。
一般論ですが、「あれ」などというあやふやな言い方で、何かを隠し、
隠すことで逆に何かを現す、自らをそこに忍び込ませるという手法に
どこかまがまがしさを感じとってしまいます。ですので、この流れに
身を置くことはとてもツライのです。申し訳ありません。

■参考:「Debian 社会契約」
    http://www.jp.debian.org/social_contract

> ここからは私の「個人的」印象です。個人でがんばる会員に対して
> OSC の方がフレンドリーであり、あれの方が業者よりと感ずるのは
> 私だけでしょうか。

「またかよ」と言われるかも知れませんが...何度でも繰り返します。

■ORCAサポートセンタ三原則
    1. エンドユーザの利益
    2. サポート事業所の育成と支援
    3. メーカ中立

この三原則から様々な状況における私たちの具体的な活動方針を導いています。
なお、OSCの活動の95%はサポート事業所のサポートに充てられています。

ことしも終わりですが、緊急事態に備えたOSCの待機勤務はこれからです。
皆様、レセ出しを早めに終わらせて、良いお年を!

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ORCA Support Center/JMARI/JMA(MN)
http://www.orca.med.or.jp/support/qa/support_form.html
T: 03-5319-4665 D-FAX: 020-4623-1358
認定事業所専用フリーダイアル: 0800-600-5506(Go Go ORCA)