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[orca-users:01168] Re: 電子カルテについて



有家@松山記念病院@Xi勉強中です。
安陪先生、みなさま、こんにちは

「医療のIT化に対応した指導(監査)のあり方について」を読みました。


date: Wed, Jul 24, 2002 at 09:56:33AM +0900
from: 安陪隆明 <takaaki_abe@xxxxxxxxxxxxxxxxx>
>
> >また、システムダウン等を理由にした組織的改ざんの可能性もあり
> >うることから、将来的には保険診療に係る公的データベースの設置
> >等についても検討する必要がある。
> 
>  大変面白いと言ったら不謹慎ですが、とても重要な提言部分ですね。
>  もしこれが本当に具体化したら、真正性の問題から、保険請求の
> 問題までがらっと大きく変わる可能性がありますね(^^;)

おっしゃる通り、これは重要です。
「公的データベース」というのはどんな構想なのでしょう。

私は
あるシステムが「公的」でも「民間」でも、「悪意の改竄」の意図の前には
同じ脆弱性を持つと考えます。
どんな堅牢なセキュリティでも関係者の内応で簡単に崩れるように..

例えば上記のようなデータベース(どんなものかわからないが)を作るとして
A省のデータベースのアクセスログは、B省あるいは民間が管理する
といった仕組みでも作らなければ、悪意の改竄の可能性は減少しないと考えます。

悪意の改竄のみならず、本来用途以外の使用を封じるためにも
アクセスログを realtime で民間に公開するなどの機構が必要でしょう。

<ひとりごと>
日本の「公」は律令制に始まり「葵」から「菊」になり、終戦後あいまいです..
私感では、明治維新前後に海舟や竜馬が考えていた「おおやけ」こそ、独自の
個性的な民主思想だと思うのですが、戦後社会の「公」はどうなっているのでしょう..
</ひとりごと>


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有家佳紀  Yoshinori Ariie