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[orca-dev:00078] サイト固有プログラムの自動再コンパイル



西田です。

ORCA 標準ではなく、診療所で個別に用意された COBOL プログラムを
自動再コンパイルするための案の叩き台です。

問題
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ORCA に標準では含まれず、それぞれのサイトでカスタマイズして
インストールする種類の COBOL モジュールがあるが、ORCA を
dist-upgrade した場合、動作しなくなることがある。

原因は、ORCA のバージョンによって COPY 句が異なるために、
コンパイルのやり直しが必要となるため。この手間を極力軽減
するため、再コンパイルを自動化することを考える。

対策案
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1. ORCA の COPY 句のファイルだけを含んだ orca-dev という
   パッケージを新規に導入する。サイト固有の COBOL プログ
   ラムを作る場合は、これをインストールするようにする。

2. COBOL のソースは /usr/local/orca/site-cobol/ という
   ディレクトリに置く。site-cobol/Makefile を用意しておき、
   make install するとコンパイル後のモジュール(*.so)が
   /usr/local/orca/site-lib/ にインストールされるように
   しておく。

3. 次回以降、orca-dev を upgrade すると、自動的に
   /usr/local/orca/site-cobol/ で make install が実行
   されるようになる。

(補足)

1. orca-dev の依存リストには open-cobol を加える。

2. COB_LIBRARY_PATH に /usr/local/orca/site-lib を追加する。