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[ORCA-ANNOUNCE:00184] 日医標準レセプトソフト バージョン 1.1.2 パッケージを提供します。



ORCAサポートセンタです。いつもお世話になっております。

日医標準レセプトソフト(以下、「日レセ」)バージョン 1.1.2 パッケージを提供します。

以下の手順で更新してください。

■(1) データベーステーブル構造の変更

  ・プレビュー管理テーブルを追加しました。
  ・公費付加情報テーブルを追加しました。
  ・収納テーブルを変更しました。
   給付対象外点数
    KYUFUGAI-SHOSIN-TEN
    KYUFUGAI-SIDOU-TEN
    KYUFUGAI-OSIN1-TEN
    KYUFUGAI-OSIN2-TEN
    KYUFUGAI-OSIN3-TEN
    KYUFUGAI-GOKEI-TEN
  ・収納の変更に伴いビューを再作成しました。
  ・住所マスタテーブルの置換をしました。
   平成15年5月13日更新情報までデータ整備を行いました。

■(2) 依存関係

プレビュー機能追加のため
libgtkpanda0 パッケージがアップグレード(インストール)されます。

■(3) 再起動
「日レセ」パッケージを更新するとアプリケーションは自動で再起動しますが
サブプロセスが終了できずそのまま残る場合があります。
パッケージ更新後、再起動をしていただくときれいな状態でアプリケーション
が起動できます。 

■(4) テーブル構造変更の確認について
  業務メニュー画面の「マスタ更新」を選択するとデータベース
  の構造バージョンを確認できます。
 
  正常にアップグレード(インストール)が完了すると
  「構造ver(自)」および「構造ver(ORCA)」の表示は
  「S-010102-1-20030923-1」
  になります。

**************************************************************
* パッケージのアップグレードの前に
*
*  操作に先立って必ずバックアップをおこなってください。
*  バックアップの方法
*   kterm などから以下のコマンドを入力します。
*   $ pg_dump -R orca > バックアップファイル名
*
**************************************************************


今回提供パッケージにおける修正内容について

●平成15年10月1日施行の特定疾患治療研究事業の一部改定(
 患者一部負担限度額の階層区分制など)に対応しました。
 システムの改正対応については資料「平成15年10月診療報酬
 改定対応」を参照してください。

▲注意:パッケージのアップグレード後、マスタ更新を行うこと
  により対応したマスタに変更される。


(1)患者登録
  ・公費についても保険番号マスタで切り替えがあった場合に入
   力された有効期間内に保険番号マスタの有効期間切り替えが
   あった場合に半自動で切り替えるようにしました。
   (平成15年10月からの特定疾患の「051 特定負有」
   の公費切り替えに対応するため。)

  ・老人保健の入力で負担者番号、受給者番号の全角文字での入
   力をエラーとするようにしました。
   (レセプト編集で老人保健の負担者番号、受給者番号に全角
   文字が入力されていたら処理エラーとなるため。)

  ・保険者情報の名称または住所に全角文字の空白が含まれていた
   場合に画面が崩れることがあったので正しく表示するように
   修正しました。


(2)照会
  ・検索条件に患者登録画面にある”状態”(3種類)を追加し
   ました。

  ・照会業務から出力される帳票に郵便番号も記載するようにし
   ました。(検索結果画面・帳票・CSVファイルに郵便番号を
   追加しました。)

  ・公費の種類から老人二割を選択しても、老人一割に置き換わ
   っていたので正しい条件で照会できるように修正しました。
   参考:9/18 電話による問い合わせ


(3)診療行為
  ・院内・院外処方による診療行為等の自動発生について
   小児科外来診療料などはシステム管理の院内・院外区分によ
   り患者呼び出し時に設定に合わせた診察料を自動発生するが
   設定と異なる診察料を自動発生する場合があったので修正を
   しました。
   また、小児科外来診療料、寝たきり老人在宅総合診療料、生
   活習慣病指導管理料を手入力した場合、あるいは診療行為の
   訂正による呼び出しを行った場合に院内または院外の判定を画
   面上部の院内・院外ボタンの状態により判定していたので正
   しい算定が行われない場合があったので修正しました。
   ※9月2日パッチプログラム提供済み

  【外来・入院共通】
  ・選択しました保険組合せの期限が公費の期限(保険番号マスタの
   対象公費)と違っていた場合はエラーとしました。
   診療行為入力はできないので患者登録で保険組合せの再作成
   をしてください。

  ・セット登録で、検査名等名称を入力するコメントコード(診
   療行為コードの先頭が83で始まるコード)の名称をセット
   登録できなかったのでセット登録できるように修正しました。

  ・DO画面から遷移する受診履歴表示数が他画面の受診履歴表
   示数と違っていたので同じ件数としました。

  【外来のみ】
  ・注射料と手術料を同時に算定した場合に注射料をエラーとす
   るチェックを追加しました。
   自動での置換えはできないので診療種別を薬剤のみへと変更
   していただきたい。

  ・同一日に同一科ですでに別の保険で受診済みの時、且つ調剤
   料が既に算定済みの場合に確認画面に警告メッセージを表示
   するようにしました。
   ※対象となるのは、同一日に同一科で別の保険で調剤料を算
    定済みで、且つ、今回の入力に診察料が算定されていない
    場合。(他保険にて診察料算定済み等がある場合。保険継
    続の場合は対象外。)
    また、同時入力であるかの判定はつかないので、同一日に
    複数受診があった場合は前回の受診内容もチェック対象と
    なる。

  ・診療選択画面(K01)で患者を選択した時、ドクター、診
   療科および保険組合せを受診履歴から設定してなかったので受
   診履歴から設定するように修正しました。
   また、診療選択画面の保険組合せは診療日に関わらずすべて
   表示しているので直近の同一診療科の保険組合せが期限切れ
   の場合でもその保険組合せが選択されていることとなる。

  ・選択した診療科での受診履歴がない場合、ドクターを対象の
   診療科のドクターを表示するようにしました。対象の診療科のド
   クターが登録されていない場合は、診療科の指定が1つもな
   いドクターまたは、1件目とする。

  ・診療内容がない場合でも、受診履歴を追加して最終受診日を
   更新していたので、診療内容がない場合はなにも登録せずに
   終了するように修正しました。

  ・中途終了分を展開する時、診察料に変更がない場合は診察料
   の変更をしないように前回修正しましたが、電子カルテ連携の動
   作を考慮し、継続管理加算、外来管理加算を自動発生するよ
   うに前回までの仕様に戻しました。
   よって、病名より自動発生した特定疾患指導管理料等は中途
   終了時に削除していても、再度自動発生するようになる。
   また、外来管理加算も再度自動発生するので削除することに
   なる。

  ・外来における検査入力を仕様を変更しました。(参考提供:仕様確認)
   1.重複チェック・包括まとめをしない診療種別(610)
    を追加しました。
    1回の診療で同じ検査を行った場合、.610を宣言後の
    検査については同一検査のチェックをしないようにする。
    また、包括まとめはしません。入力された検査をそのまま
    算定するので、包括検査が包括数以下の場合も剤分離は行
    わない。
    .600と剤の点数が違ってしまうので、.610は1検
    査毎に指定するようにする。
    現在行っている重複算定エラーは行なう。

   2.ECGなど月2回目以降逓減される検査について、外来
    でも同一会計画面内で自動に逓減を行うようにしました。
    この場合は.610を宣言する必要はない。

   3.同一検査の算定エラーを一括で削除するように確認メッ
    セージを表示して一括削除をする機能を追加しました。
    上記の1.、2.に該当する検査は対象とならない。
    これについて、削除の範囲、メッセージのタイミングの案
    が次のようにあるが

    (1) 主に登録してある検査セットを複数選択した場合に必
      要だと思われるので、セットを展開した時のみに確認
      メッセージを表示する。
    (2) 同一検査の入力時に必ず確認メッセージを表示する。
    (3) 包括検査のみを削除対象とする。
    (4) 包括検査だけでなく、包括対象外の検査も同一検査の
      削除対象とする。

    現在は、(2) と(3) で動作するようにしている。

  ・前回の診療科の判定で同日受診分が判定されていなかったの
   で、同日診療がある場合はそこから診療科・ドクターを判定
   するように修正しました。

  ・通院精神療法の20歳未満の加算が、家族通院精神療法の場
   合に算定できなかったので、算定できるように修正をしました。

  【入院のみ】
  ・診療選択画面(K01)で患者を選択した時、ドクター、診
   療科および保険組合せを入院情報から設定するように修正しました。
   診療選択で選択した診療科および保険組合せを診療行為画面へ
   反映させるように修正しました。


(4)定期請求
  ・請求書出力時にカナ氏名順で出力すべきところを漢字氏名順
   にて出力を行っていた不具合を修正しました。


(5)明細書
  ・外来レセプトについて
   続紙による出力を入院レセプトと同様に指定して処理できる
   ようにしました。
   指定しない場合は現状通り全て1号用紙に印刷を行う。
   システム管理マスタの管理番号「2005」にて外来・入院
   別に続紙の出力先プリンタ名を指定できるようにしました。
   詳細は別紙「改善・要望」資料を参照してください。

  ・レセプト印刷画面について
   一号用紙、続紙、全部と印刷したい用紙の種類を選択できる
   ようにしました。

  ・レセプト印刷画面について
   プレビュー機能を実装しました。これに伴い、印刷を選択した場
   合の確認画面で「プレビュー・印刷しない・印刷する」の中
   から選択するように変更しました。
   ただし、医保レセプトのみである。
   プレビュー画面でのファンクションの説明。
    1.状態(F2キー)
     20枚程度のレセプトを実行してプレビュー画面を表示
     させるとコラムリストの「済」カラムに「*」が全てつ
     いていない場合がある。
     これは、画面表示後にポストスクリプトファイル(プレ
     ビュー用ファイル)がまだ作成中のためである。このボ
     タンを押下することによって最新の状態(「*」の表示
     が増えてくる)を表示できる。
    2.訂正(F4キー)
     このボタンを押下するとコラムリストの「修」に○が表
     示されメモ入力にカーソルが移動する。該当のレセプト
     を目検して訂正などがある場合にこのメモ入力欄にその
     旨記述できる。
     今は、参考提供として月次統計でこの○のついた患者を
     リストアップして出力できるようにしている。
     ※(7)月次統計の項を参照
    3.次頁(F7キー)
     コラムリストに一度に表示できる枚数は 100頁分である。
     それより後ろを表示する場合にこのボタンを押下するこ
     とにより続きが表示可能となる。
   ※(11)その他の項でプレビューの設定について説明をして
    いるので参照してください。


(6)総括表・公費請求書
  ・チェック(F8キー)を選択すると「1011 国保分のレ
   セプト電算データを作成します(症状詳記の印刷を指定)」
   と表示され「F12:印刷する」を選択しても総括表チェッ
   クリストが作成できなかったので修正しました。
   ※9月3日パッチプログラム提供済み


(7)月次統計
  ・日計表(高額請求添付資料)作成プログラムを提供しました。
   システム管理の登録内容について
   (W01) システム管理情報設定画面
    管理コード [3002 統計帳票出力情報(月次)]を選択する
    区分コードには3桁の任意の数字を入力指定する
   (W10) システム管理情報−統計帳票出力情報画面
    [帳票名] 高額日計表(高額請求添付資料) (任意の名称)
    [プログラム名] ORCBG008
    [帳票パラメタ1]診療年月 YM   (必須)
    [帳票パラメタ2]処理区分 KBN  (必須)
    [帳票パラメタ3]検索内容 NAIYO (必須)
   上記の設定を行ったのち、業務メニューの[52 月次統計]を
   選択すると、区分コードに指定した番号で高額日計表の処理
   が選択できるようになります。
   パラメータ“診療年月”には処理対象の診療年月を指定する。
   パラメータ“処理区分”と“検索内容”対で指定を行う。
   処理区分:1(基準点数)
   検索内容:基準点数(数字8文字まで)
        レセプトの請求点数が指定した点数以上の患者
        の高額請求添付資料を作成する。
   処理区分:2(患者番号)
   検索内容:患者番号(20文字まで)
        指定した患者の高額請求添付資料を作成する。
   ※入院についてのみ作成できる。

  ・診療内容参考資料作成プログラムを提供しました。
   システム管理の登録内容について
   (W01) システム管理情報設定画面
    管理コード [3002 統計帳票出力情報(月次)]を選択する
    区分コードには3桁の任意の数字を入力指定する
   (W10) システム管理情報−統計帳票出力情報画面
    [帳票名] 高額日計表(診療内容参考資料) (任意の名称)
    [プログラム名] ORCBG009
    [帳票パラメタ1]診療年月 YM   (必須)
    [帳票パラメタ2]処理区分 KBN  (必須)
    [帳票パラメタ3]検索内容 NAIYO (必須)
   上記の設定を行ったのち、業務メニューの[52 月次統計]を
   選択すると、区分コードに指定した番号で診療内容参考資料
   の処理が選択できるようになる。
   パラメータ“診療年月”には処理対象の診療年月を指定する。
   パラメータ“処理区分”と“検索内容”対で指定を行う。
   処理区分:1(基準点数)
   検索内容:基準点数(数字8文字まで)
        レセプトの請求点数が指定しました点数以上の患者
        の診療内容参考資料を作成する。
   処理区分:2(患者番号)
   検索内容:患者番号(20文字まで)
        指定しました患者の診療内容参考資料を作成する。
   ※入院についてのみ作成できる。
    また、作成するにあたってはシステム管理マスタおよび点数
    マスタの項で説明する設定を行う必要があるのでそちらを
    参照し該当の医薬品に対し設定をしてください。

  ・会計カードで包括検査の項目数にコメントが含まれてしまう
   不具合を修正しました。

  ・会計カードで診療年月に転帰している病名が傷病名欄に編集
   されない不具合を修正しました。

  ・会計カードについて労災・自賠責を含む入院分の編集機能を
   追加しました。
   システム管理の登録内容について
   (W01) システム管理情報設定画面
    管理コード [3002 統計帳票出力情報(月次)]を選択する
    区分コードには3桁の任意の数字を入力指定する
   (W10) システム管理情報−統計帳票出力情報画面
    [帳票名] 会計カード
    [プログラム名] ORCBG007
    [帳票パラメタ1]診療年月   YM    (必須)
    [帳票パラメタ2]患者番号   PTNUM  (任意)
    [帳票パラメタ3]入外区分   PSN1   (必須)
    [帳票パラメタ4]病棟番号   BTUNUM  (任意)
    [帳票パラメタ5]並び順    PSN1   (任意)
   上記の設定を行ったのち、業務メニューの[52 月次統計]を
   選択すると、区分コードに指定しました番号で診療内容参考資料
   の処理が選択できるようになる。
   (1) 外来分の会計カードを発行する場合
    診療年月:処理対象となる診療年月を指定する
    患者番号:患者番号が指定された場合、その患者の会計カ
         ードを印刷する
         未設定の場合は診療年月の全患者の会計カード
         を印刷する
    入外区分:2 を指定する
         ※入外区分に1,2 以外が設定された場合は、2
          が設定されたものとみなす
    病棟番号:未設定
    並び順 :未設定

   (2) 入院分の会計カードを発行する場合
    診療年月:処理対象となる診療年月を指定する
    患者番号:患者番号が指定された場合、その患者の会計カ
         ードを印刷する
         未設定の場合は診療年月の全患者の会計カード
         を印刷する
    入外区分:1 を指定する
         ※入外区分に1,2 以外が設定された場合は、2
          が設定されたものとみなす
    病棟番号:病棟番号が指定された場合、その病棟の会計カ
         ードを印刷する
         未設定の場合は全病棟の会計カードを印刷する
    並び順 :1〜4を指定する
          1:病棟番号・カナ氏名順に会計カードを印刷
           する
          2:病棟番号・患者番号順に会計カードを印刷
           する
          3:カナ氏名順に会計カードを印刷する
          4:患者番号順に会計カードを印刷する
         ※並び順に1〜4以外が指定された場合は、1 が
          設定されたものとみなす

  ・レセプトチェックリスト(プレビュー用)作成プログラムを
   提供しました。
   プレビュー画面でレセプトの内容を確認した際に訂正内容な
   どをコメント欄に入力できるが、その一覧の作成を行う。
   システム管理の登録内容について
   (W01) システム管理情報設定画面
    管理コード [3002 統計帳票出力情報(月次)]を選択する
    区分コードには3桁の任意の数字を入力指定する
   (W10) システム管理情報−統計帳票出力情報画面
    [帳票名] レセプトチェック(プレビュー) (任意の名称)
    [プログラム名] ORCBPRVPRT
   上記の設定を行ったのち、業務メニューの[52 月次統計]を
   選択すると、区分コードに指定しました番号でレセプトチェック
   リスト(プレビュー用)の処理が選択できるようになります。


(8)システム管理マスタ
  ・診療内容参考資料を作成するために管理番号「1036 高
   額請求書用薬剤分類情報」を追加しました。
   区分が01から20まであるので医療機関によって識別しや
   すい分類名を入力する。
   【例】01 抗生物質製剤
      02 人免疫グロブリン製剤
      など

  ・管理番号「2005 レセプト・総括印刷情報」の「レセ電
   データ出力先」で指定したディレクトリの最後が"/" で終了
   していない場合にレセ電データが作成できなかったので、こ
   のような設定をされた場合でも処理時に無条件に"/" を付け
   るように修正をしました。

  ・初期画面(選択画面)で、区分コードの設定を行う場合の新
   規作成時に、区分コードの後ろに名称を入力して登録した場
   合、区分コードに名称が追加されて登録することがあったの
   で、区分コードの基準桁数分で登録するように修正しました。
   併せて、区分コードのゼロを省略できるようにしました。

  ・月次統計表などの名称を設定する場合に半角が混在している
   と初期画面(選択画面)の区分コードに登録した内容が表示
   されない場合があったので全角チェックを行うようにしました。


(9)点数マスタ
  ・診療内容参考資料を作成するために医薬品マスタの登録画面
   に分類区分を追加しました。システム管理マスタの管理番号「1036
   高額請求書用薬剤分類情報」で設定した内容が選択
   できる。
   ここで、設定を行った医薬品が診療内容参考資料の明細とし
   て記載される。


(10)保険番号マスタ
  ・システム管理の医療機関基本情報で都道府県番号を「40 
   福岡県」に設定しました場合、保険番号マスタの設定画面(V01)
   でF4キーを押下することにより公費付加情報設定画面
   に遷移するようにしました。この画面で福岡県内の各市町村毎の
   公費詳細情報の設定を行う。
   ※詳細については別紙「福岡県地方公費対応マニュアル」を
    参照してください。


(11)その他
  ・請求書兼領収書の「保険分負担金額」の項目が表示されなく
   なっていたので修正をしました。
   ※9月2日パッチプログラム提供済み

  ・入院請求書兼領収書の負担割合の表示が3歳未満の患者の場
   合に「3割」で印字されていたので修正しました。
   (請求額は2割で計算されている)
   ※9月17日パッチプログラム提供済み

  ・レセプト電算データ
   公費の受給者番号あるいは負担者番号が全角の場合は編集し
   ないようにする。

  ・レセプト電算データ
   疑いフラグのみで疑い・急性を設定していた場合、未コード
   化傷病名コードとして編集していたので、必要な修飾語コー
   ドを編集するように修正しました。

  ・レセプト電算データ
   診療行為レコードの編集で時間外加算(時間外、休日、深夜)
   が診察料と同一剤になっていたので、剤分離してそれぞれの
   点数とするように修正しました。

  ・負担金計算で上限回数のカウントについて、保険分合計点数
   が0点の時はカウントしないように修正しました。

  ・負担金計算で生活保護の自己負担額の設定時(患者登録−所
   得者情報)の負担金計算対応をしました。
   また、レセプトの負担金金額欄の編集対応も行った。

  ・負担金計算で特定疾患10月改正により、自己負担額の設定
   時(患者登録−所得者情報)の負担金計算対応をしました。
   また、レセプトの負担金額欄の編集対応も行った。

  ・負担金計算で長野県の地方公費について、公費負担限度額の
   上限外来12000円、入院40200円を適用しないよう
   に修正しました。

  ・再印刷画面にプレビュー機能を実装しました。これに伴い、印刷
   を選択した場合の確認画面で「戻る・プレビュー・OK」の
   中から選択するように変更しました。
   ※当該項中で後述するプレビューの設定について説明をして
    いるので参照してください。

  ・プレビューを複数クライアント(localhost接続以外)から表
   示させる為の手順について

   現在提供しているプレビュー機能は、各クライアント端末で
   起動しているglclientが直接ポストスクリプトファイル(プ
   レビュー用のデータ)を参照することにより実現している。
   このため、各クライアント上でプレビュー表示を行うために
   は、「日レセ」主サーバのNFS(ネットワーク・ファイル・シ
   ステム) 共有領域に対して、glclientを実行する各クライア
   ントマシンからマウントし、クライアントのglclientからア
   クセス可能な領域を設定する必要がある。
   たとえば、NFS によりアクセス可能な領域を
   「/mnt/nfs/orca/tmp/」とした場合には、
   「/etc/jma-receipt/preview.env」ファイルを作成し、以下
   のように記述し、保存する。
   -------ここから---------------------------------
   /mnt/nfs/orca/tmp/
   -------ここまで---------------------------------
   preview.envファイルが存在しない場合は、localhost接続の
   クライアントのみ表示可能となります。
   (preview.envファイル内の記述内容についてもチェックは行
   わないので注意してください)


が主な内容です。



マスタ更新データの提供について

(1)点数マスタ(診療行為マスタ)
   システム予約マスタの更新データを提供しました。

   福岡県地方公費対応で育児栄養指導加算のダミーコードを追加しました。

   更新データレコード件数:  1件です。

(2)保険番号マスタ
   特定疾患の改正に伴い平成15年10月1日から適用の内容に更新を
   行う更新データを提供しました。

   更新データレコード件数:  1件です。

 ●マスタ更新について
  業務メニュー画面の「92 マスタ更新」を選択しマスタ更新管理一覧
  画面より「更新(F12)」を選択すると更新処理を開始します。

  更新が完了すると(「状況(F11)」を選択してください。)
  「レコードver(自)」および「レコードver(ORCA)」の表示は
  「R-010102-1-20030924-2」
  になります。

**************************************************************
* 注意
*
* 1)パッケージをインストール/更新しただけでは各種マスタ
*   は更新されません。必ず業務メニュー画面より「マスタ更
*   新」を行ってください。
*
* 2)操作に先立ってバックアップをとることを推奨します。
*   バックアップの方法
*    ktermなどから以下のコマンドを入力します。
*    $ pg_dump -R orca > バックアップファイル名
*
**************************************************************



「日レセ」更新パッケージの提供について

平成15年9月25日に「日レセ」更新パッケージをアップロードしました。

パッケージファイル
jma-receipt_1.1.2-1+0jma1_i386.deb (無床診療所版)
jma-receipt-hosp_1.1.2-1+0jma1_i386.deb (入院版)
をダウンロードするために
/etc/apt/sources.listのエントリに以下を追加してください。

deb ftp://ftp.orca.med.or.jp/pub/debian woody jma

パッケージ更新の方法について
# apt-get update
# apt-get dist-upgrade
で更新できます。

以上、よろしくお願いいたします。

--
ORCA Support Center/JMARI/JMA(MN)
http://www.orca.med.or.jp/support/qa/support_form.html
T: 03-5319-4665 iFAX: 020-4623-1358
認定事業所専用フリーダイアル: 0800-600-5506(Go Go ORCA)